エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1234
2022.12.28 更新
文:編集部 Tawashi/撮影:pepe
主要機能を一通り確認したところで、今度は「XG256Q」を眺めながら外観チェックを進めていこう。正面はフラットなパネルで凹凸がないシンプルなデザイン。フレーム幅は上部左右ともに約1.8mmの狭額縁仕様でゲーム画面に集中できそうだ。重量は約5.2kgで24.5型ワイドの製品としては一般的な重さだった。
続いて背面側をチェック。スペースグレーカラーで統一されたROGの文字やロゴをデザイン。通気口はアーム接続部を中心として半円状にカットされている。そのほか、向かって左側にOSD制御用の5方向ナビゲーションジョイスティック、右側下部に防犯用のケンジントンロック、アームの下部は配線をまとめるケーブルマネジメント用のホールが用意されている。
フレームは上部左右ともに約1.8mm。非表示エリアは約4.5mmだった | フレーム下部は幅約20.5mmで非表示エリアが約1.0mmだった |
OSD制御用の5方向ナビゲーションジョイスティックは3つのショートカットボタンを組み合わせて使用する。一番下は電源ボタン。背面側にあるが指で触れただけで位置が分かり操作性は高い |
スタンドの支柱上部には1/4インチネジ穴を装備。カメラや追加のディスプレイ、各種周辺機器をマウントすることが可能で、競技向けのスペックを備えながらも近年のストリーミングや録画といった用途に最適だ |
液晶ディスプレイ購入時の重要ポイントとなるインターフェイスを確認していく。映像関連のインターフェイスで用意されるのは、HDMI 2.0 x2、DisplayPort 1.2 x1の3系統とシンプルな構成。リフレッシュレート180Hzを利用するPCはDisplayPortに接続、PS5やXbox Series X、Nintendo Switchなどのコンシューマゲーム機の場合はHDMI2.0に接続すのがおすすめだ。
続いて「XG256Q」の各部調整機能を見ていこう。高さは381~491mm、チルトは-5°~20°、スイベルは-25°~25°、ピボットは-90°~90°の範囲で設定できる。可動領域が広く確保されているため、本体設置後の微調整も簡単。最適なポジションを見つけてゲームを楽しみたい。なお、画像内の数値は実測値となっている。
高さ調節は381~491mmの間で調節可能 |
チルト(上下角度調節)は-5°~20° |
スイベルは-25°~25°の範囲で設定できる |
ピボット(画面回転)は右回りに-90°~90°の範囲で設定できる。PCやスマホなどクロスプラットフォームのゲームやシューティングゲーム好きにとっては重要な機能だ |