エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1237
2023.01.03 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、今回の検証で使用するIntel B760チップセット採用の最新ゲーミングマザーボード「MAG B760M MORTAR WIFI」について、画像で簡単にチェックしておこう。耐久性・信頼性を重視したMSIのエントリーゲーミング向け「MAG」シリーズに属するMicroATXマザーボードで、電源回路には第13世代Intel Coreプロセッサに最適化した75A DrMOSによる12+1+1フェーズ「Duet Rail Power System」(DRPS)を採用する。
またリアインターフェイス部分までカバーする大型のアルミニウムヒートシンクや、7W/mkのサーマルパッド、2oz銅層を備えたサーバーグレードのPCBなどを組み合わせることで、ブースト時に大幅に消費電力が増加するハイエンドCPUを組み合わせた場合でも安定した動作を可能にしている。
さらに最高7,000MHzに対応するDDR5メモリスロットやPCI Express 5.0(x16)スロット、2.5ギガビットLAN、IntelチップによるWi-Fi 6Eなど最新の高速インターフェイスが充実しているのも特徴だ。なおこの製品については近日中に詳細検証をお届けする予定なので楽しみにしていて欲しい。
ブラックの基板とシルバーのヒートシンクによるツートンカラーのデザインを採用する「MAG B760M MORTAR WIFI」。フォームファクタはMicroATXで、チップセットは最新のIntel B760を採用する |
CPUソケットはLGA1700で、第13/12世代Intel Coreプロセッサに対応する |
MSIのゲーミングマザーボードとしてはエントリークラスに位置づけられる製品だが、75A DrMOSによる12+1+1フェーズの強力な電源回路を搭載 |
電源回路には2ブロック構成のアルミニウムヒートシンクを搭載。ちなみにCPUソケット左側のヒートシンクはリアインターフェイス部分まで迫り出している |
グラフィックスカード向けのPCI Express 5.0(x16)スロットは周囲をメタル補強した「PCIe Steel Slot」。また上段のM.2スロットには専用ヒートシンク「M.2 Shield Frozr」を標準装備 |
Intel B760チップセットにもシルバーのヒートシンクを標準装備 | メイン基板から独立した設計のオーディオ回路 |
リアインターフェイスにはUSB 3.2 Gen 2×2 Type-Cや2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6Eなどを備える |