ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ

「3DMark」ベンチマークが一段落したところで、ここからは実際のゲームを想定した検証を進めていこう。まずは⼈気MMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」のベンチマークから確認していく。グラフィックス設定は「最⾼品質」で、解像度は1,920×1,080ドット（フルHD）、2,560×1,440ドット（WQHD）、3,840×2,160ドット（4K）の3種類で計測を実施した。

最新アップデートに合わせて判定が全体に厳しくなっている「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」だが、いずれの解像度でも最高判定の“非常に快適”を楽にクリア。フレームレートもフルHD解像度では250fps以上、4K解像度でも144fpsを超えており、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを用意したい。

またPrimaryとSecondaryを比較すると、GPUの処理が軽いためいずれもその差は約2fpsとわずか。「NITRO+ AMD Radeon RX 7900 XTX Vapor-X 24GB」で「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」をプレイする場合は省電力なSecondaryを選択するのがオススメだ。

ベンチマークテスト︓FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

続いてRPGながら重量級のゲームとして知られる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のスコアを確認していこう。解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、グラフィックス設定は「高品質」を選択している。

NVDIA GeForceへの最適化が進んでいるゲームだが、WQHD解像度までは最高判定“非常に快適”の12,000ポイントを大きく上回る結果。4K解像度でも最高判定にあと一歩に迫るスコアをマークしており、最高画質でも全く問題ないだろう。またフルHD解像度ではGPUへの負荷が軽いためPrimaryとSecondaryでほとんど差がないものの、WQHD解像度では約2％、4K解像度では約4％に差が広がり、GPUへの負荷が上がるに連れてオーバークロックの効果も高くなる。

ベンチマークテスト︓モンスターハンターライズ：サンブレイク

モンスターハンターシリーズ最新作「モンスターハンターライズ：サンブレイク」でも確認をしていこう。グラフィックス設定は可能な限り高画質になるように設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンを選択。なおゲーム内のフレームレートは「CapFrameX」で計測している。

フルHD解像度やWQHD解像度ではCPUがボトルネックになっているようで、PrimaryとSecondaryで一部スコアが逆転しているものの、フレームレートはいずれも200fpsを上回る良好な結果。また4K解像度でも150fpsを超え、最近価格が安くなってきている4K/144Hzクラスの液晶ディスプレイと組み合わせてやれば、高解像度環境でも滑らかな映像でゲームを楽しむことができる。