エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1268
2023.03.22 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
“回転”と”押し込む”という2種類の操作で、PCの状態をリアルタイムに表示したり、各種プロファイルを選択できる「ゲーミングノブ」。MSIの総合ユーティリティ「MSI Center」に用意されている「MEG Aegis Ti 5 Gaming Dial」を使えば、表示する内容やショートカットなどの設定を変更できる。さらに第13世代Intel Coreプロセッサを搭載する「Aegis Ti5 13NUG-257JP」や「Aegis Ti5 13NUG-266JP」なら、MSI製ゲーミング液晶ディスプレイの設定も一部操作できるようになる。
「MSI Center」の「Gaming Gear」から「MEG Aegis Ti 5 Gaming Dial」を選択すると「ゲーミングノブ」の設定が可能 |
ショートカット機能を使えば、「ゲーミングノブ」からゲームを起動することもできる |
「MEG Aegis Ti 5 Gaming Dial」から「OSDコントロール」を選択すると、MSI製ゲーミングディスプレイの一部設定が可能になる |
「ゲーミングノブ」に表示できる項目は「MEG Aegis Ti 5 Gaming Dial」から最大5つまで選択可能 |
まずは定番の3Dレンダリングベンチマーク「CINEBENCH」シリーズを使い、CPUのパフォーマンスを簡単にチェックしていこう
シングルコアテストは292cb、マルチコアテストは4,210cbで、データベースに登録されているCore i9 12900Kをいずれも上回る。また以前検証をしたCore i7-13700Kとの比較でもほぼ同等の性能を発揮しており、CPUの能力をしっかりと引き出すことができているようだ。
スコアの傾向は「CINEBENCH R15」とほぼ同じ。やはりデータベースに登録されているCore i9-12900Kとの比較ではシングルコア、マルチコアとも上回り、第13世代Intel Coreプロセッサを採用しているメリットが発揮されている。
スコアの傾向はこれまでチェックした「CINEBENCH R15」や「CINEBENCH R20」と変わらず、シングルコア、マルチコアとも以前検証したCore i9-12900Kを上回る。シングルコアテスト、マルチコアテストとも、メインストリーム向けのCPUではトップクラスの性能で、ゲームはもちろんのこと、同時に動画を配信するような用途でもコマ落ちなどを気にすることなく使用することができるだろう。