エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1268
2023.03.22 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
CPUの性能を確認したところで、続いて定番3Dベンチマーク「3DMark」を進めて行く。まずはレイトレーシング性能を計測する「Port Royal」の結果から確認していこう。
非常に重いベンチマークテストとして知られている「Port Royal」だが、総合スコアは17,000超え、フレームレートも80fpsを超えており、WQHD解像度までならレイトレーシングを有効にした場合でも超解像技術を使用する必要はないだろう。
続いてDirectX 12 Ultimateに対応した最新ベンチマーク「Speed Way」の結果を確認していこう。
最新のベンチマークテストということで、「3DMark Port Royal」に比べるとややフレームレートは低下しているものの、マルチプレイの目安となる60fpsは軽々クリア。「Aegis Ti5 13NUG-257JP」なら、重量級のゲームでもWQHD解像度までなら一切画質に妥協することなくゲームを堪能することができるだろう。
続いてAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」のスコアを確認していこう。今回はハイエンド構成のゲーミングPCということを考慮して、プリセットには「Time Spy」と「Time Spy Extreme」を使用している。
「Port Royal」や「Speed Way」に比べると負荷の軽いベンチマークテストということで、WQHD解像度「Time Spy」の総合スコアは約25,000、フレームレートはGraphics test 2でも160fpsに迫る良好のスコア。さらに4K解像度の「Time Spy Extreme」でも80fpsを超えており、4K解像度でもゲームプレイに何ら不安はない。
APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。こちらもハイエンド環境ということを考慮して、「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを選択した。
フルHD解像度「Fire Strike」の総合スコアは約48,000、フレームレートは処理の重いGraphics test 2で約260fps、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」でもそれぞれ約32,000と120fpsで、WQHD以下の解像度なら液晶ディスプレイは高リフレッシュレートなものを用意したい。また4K解像度の「Fire Strike Ultra」でもGraphics test 1は約95fps、Graphics test 2でも約60fpsをマークしており、DirectX 11を使用するゲームも快適に動作する。