エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1272
2023.04.02 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここからは、パッケージから取り出した「MEG Ai1300P PCIE5」を外側からチェックしていこう。その筐体は、ところどころにゴールドのプレートやロゴをあしらった、センスと高級感あふれるシックな装い。斜めのラインや三角形が多用されたデザインは、「MEG」シリーズの3本柱である「Legendary」「Loyalty」「Luxury」の三位一体(?)がイメージの根幹にあるようだ。
外形寸法は幅150mm、奥行き160mm、高さ86mmで、容量1300Wの電源ユニットとしては奥行きは短め。MSIでは「一般的なPLATINUM認証製品に比べて20mm短い」とアピールしており、実際コネクタのクリアランス確保や組み込みやすさに対する貢献は大きいだろう。
そして珍しい要素として、側面の装飾にマグネットプレートが採用されている点は要チェック。電源ユニットの設置方向に合わせてプレートを入れ替えられるという、ハイエンドモデルらしい細やかな気遣いは好印象だ。
ブラックを基調にゴールドを差し色として加えた、シックな装いの筐体。「MEG」シリーズのコンセプトに基づき、斜めラインや三角形がデザインに落とし込まれている |
1300Wモデルながら、奥行きは1000Wモデルクラスの160mm。組み込むPCケースの制限もほとんど気にならないだろう |
冷却機構として、単体販売もされている高級ファンの「MEG SILENT GALE P12」を搭載。液晶ポリマーを採用したブレードがファングリル越しに覗いている |
MSIとMEGのロゴをゴールドのプレートにレイアウト。お馴染みのドラゴンロゴも側面に配置されている |
側面のプレートはマグネット脱着式になっており、組み込んだ際の上下方向に合わせてプレートを入れ替えることができる |
シンプルな底面からのカット。出力仕様がプリントされたシートが貼り付けられている |
組み込んだ際にPCケース外側を向く背面部。AC電源口と主電源のロッカースイッチを搭載、それ以外のエリアは三角形状の通気孔が設けられていた |
PCケース内側を向くモジュラーコネクタ。ラインはマルチレーン化した際のレーン区分になっており、左上には12VHPWRも独立して搭載されている |