エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1272
2023.04.02 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ケーブル仕様はフルモジュラー方式を採用。スリーブケーブルがほとんどを占める中で、12VHPWRケーブルのみラウンド仕様になっている |
「MEG Ai1300P PCIE5」のケーブル仕様は、任意のコネクタのみを接続できるフルモジュラー方式。さらにケーブルは、高級モデルらしく(一部を除き)個別にスリーブ化が施されたスリーブケーブルが採用されている。魅せる電源のカスタマイズとして定評のある、ケーブルのスリーブ化が標準で施されている点は嬉しいポイント。製品にはスリーブケーブルを整えるケーブルコームも同梱されており、合わせて使いこなすことで美しい配線が可能になる。
そして各種コネクタは、ATX 24pin×1、EPS 12V 8pin×1、EPS 12V 4+4pin×1、12VHPWR×1、PCI Express 6+2pin×8、SATA×16、4pinペリフェラル×4、FDD×1という構成。ハイエンドマザーボードには欠かせない2系統のCPU補助電源、充実したグラフィックスカード用の給電コネクタを備えている。純粋な12VHPWRケーブルに加え、12VHPWRコネクタから2系統のPCI Express 6+2pinへ変換するケーブルが付属している点もトピックだ。
ATX 24pinケーブルを筆頭に、ほとんどすべてのケーブルはスリーブ化が施されている。ケーブル全長は約600mmだ |
CPU補助電源ケーブルは、コネクタが8pinと4+4pinタイプの2本(1本につき1コネクタ)が同梱されている。いずれもケーブル全長は約700mm |
12+4pin形状の12VHPWRケーブルはラウンド形状。ケーブル1本で最大600Wの給電に耐えられる仕様で、全長は約600mmだ |
PCI Express補助電源は2タイプあり、こちらは6+2pinを1コネクタのみ備えるケーブル。合計6本が同梱され、ケーブル長は約600mm | こちらは電源本体の12VHPWRコネクタから、PCI Express 6+2pinを2系統出力できるケーブル。全長は同じく約600mmだ |
SATA電源ケーブルは1本につき4コネクタを搭載。ケーブル全長は約950mmあり、4本で合計16系統へ出力できる | 4pinペリフェラルはケーブル1本のみで、4コネクタを搭載。先端にはFDDコネクタも備え、それを合わせたケーブル全長は約1,100mmだ |
アース線を備えた主電源ケーブル。本体側は一般的なC13コネクタを使用している |
モニタリング機能を利用するためのUSBケーブル。電源ユニット側はminiUSBコネクタで、マザーボード側はピンヘッダとType-Aの2タイプが用意されている |
スリーブケーブルを整える際に不可欠なケーブルコーム。標準でそれなりの数が同梱されている | PCケース固定用のネジも付属する |