エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1273
2023.04.05 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
アクションRPG「アサシン クリード ヴァルハラ」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は“最高”に設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を実施した。
もともとRyzenシリーズが苦手としているベンチマークということもあり、WQHD解像度では約9%、4K解像度では約17%もの差をつけCore i9-13900Kがトップを獲得した。ただし、フルHD解像度では3D V-Cacheを搭載しているRyzen 7 7800X3DやRyzen 9 7950X3DがCore i9-13900Kに追いつき、Ryzen 7 7700Xとの比較では約5%高いフレームレートをマークした。
続いて、人気FPSゲームの最新作「Far Cry 6」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最高”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行った。
Ryzen 7 7700Xとの比較ではWQHD解像度で約7%、フルHD解像度では約27%もフレームレートが上昇している。またCore i9-13900Kとの比較でも4K以外はいずれも同等かそれ以上のフレームレートを叩き出しており、3D V-Cacheの効果が非常に大きいゲームといっていいだろう。
オープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。「グラフィック品質」は“最大”、に設定して、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行っている。
4K解像度やWQHD解像度ではGPUの影響が大きいため、いずれのCPUでもフレームレートに変化はなし。しかし、CPUの影響が大きくなるフルHD解像度ではRyzen 9 7950X3Dには敵わないものの、Ryzen 7 7700Xより約5%、Core i9-13900Kとの比較でも約2%高いフレームレートを記録した。
ゲーム系ベンチマークのラストはオープンワールド型アクションRPGの大作「Cyberpunk 2077」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は“レイトレーシング:ウルトラ”に設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を実施した。
非常に負荷が高いベンチマークと言うことで、いずれの解像度でもその差は誤差の範囲。ただし、フルHD解像度ではRyzen 7 7800X3Dが最も高いフレームレートを記録しており、DLSS 3対応モデルやより高性能なグラフィックスカードを使えば差が広がる可能性がある。