エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1274
2023.04.08 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
続いてMINISFORUM「UM773 SE」の外観をチェックしていこう。筐体は淡いピンク色のプラスチック製で、天板の約3分の1には満開の桜が描かれている。またフロント、リア、両側面の上側にはCPUクーラー用の通気孔が設けられ、フロントと左サイドからフレッシュな外気を取り込み、リアと右サイドから排出することで、超小型サイズながら効率よくCPUを冷却できるよう設計されている。
本体重量(メモリやSSD含む)は実測約660gで、持ち運びも楽に行える。また桜が描かれた天板部分には斜めに「MINISFORUM」のロゴもデザインされている |
フロント部分は向かって左側からClear CMOS、電源ボタン、3.5mmコンボジャック、USB4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、デジタルマイクを搭載。またその上部にはハニカム構造の吸気孔を備える |
左側面(画像左)にはフロントと同じハニカム構造の吸気孔を、右側面(画像右)にはスリット状の排気孔を備える |
リアには電源コネクタ、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、HDMI×2、USB 2.0 Type-A×2の他、ケンジントンロック用のホールとスリット状の排気孔を備える |
底面部分には、筐体と同じピンク色の三角形ゴム足×2と円形ゴム足×2を貼り付け。またVESAマウンタを装着するためのネジ穴も用意されていた |
ボトムパネルを外して内部にアクセスするには、底面部分に貼り付けられた4箇所のゴム足を剥がし、4本のネジを外す必要がある |
完成モデルの他、ベアボーンキットも販売されている「UM773 SE」。メモリスロットや、M.2スロット、2.5インチベイにはボトムパネルを外すだけで簡単にアクセスすることができる。ボトムパネル固定用のネジを外すため、底面部分に貼り付けられた4箇所のゴム足を剥がす必要はあるものの、初心者でも組み立てやアップグレード作業時に戸惑うことはないだろう。
ボトムパネルを外すと、メモリスロットやM.2スロットに即アクセスすることができるため、ベアボーンキットとして購入した場合でも組み立ては簡単だ |
SSDはPCI Express 4.0(x4)接続のKingston製NVMe M.2 SSD「OM8PGP4512Q-A0」(512GBモデル)が実装されていた |
SSDには、受熱部と放熱部の2ブロックで構成されているヒートシンクを標準装備 |
ボトムパネルには7mm厚の2.5インチSSD/HDDを搭載可能。マザーボードへの接続は付属の専用ケーブルを使用する |
メモリはADATAのDDR5-4800 SO-DIMMメモリ「AD5S48008G-B」(8GB)を2枚搭載 |