スリーブ調の加工を施したフルモジュラーケーブル

最新GPU向けの12VHPWRケーブルを含め、すべて着脱可能なスリーブ調ケーブルが採用されている

「ROG LOKI SFX-L 1000W Platinum」のケーブル仕様は、必要なケーブルのみを任意で選択して接続できるフルモジュラー方式。さらに各種ケーブルは、すべてエッチング処理が施されたスリーブ調のケーブルが採用されている。見栄えのする配線が可能なケーブルのスリーブ化は定番の“魅せカスタマイズ”として知られているだけに、こうしたケーブルを標準で備えている点はさすが高級モデルと言ったところ。

そして各種コネクタは、ATX 24pin×1、ATX 12V 4+4pin×2、12VHPWR×1、PCI Express 6+2pin×3、SATA×6、4pinペリフェラル×4という構成。ミニサイズのPCケースに組み込むことを想定したSFX-Lフォームファクタの電源らしく、コネクタ数はやや控えめ。しかし2系統のCPU補助電源に加え、12VHPWRを含め十分な数のPCI Express補助電源を備えるなど、ハイエンドパーツに問題なく対応できる構成になっている。

主電源のATX 24pinケーブルは全長約450mm。スモールフォームファクタ向け製品とあって、全体的にケーブルはATXモデルより短めだ	CPU補助電源はATX 12V 4+4pinケーブルが2本。全長はいずれも約550mm

最新のGeForce RTX 40シリーズで採用されている12VHPWRコネクタのケーブルは、全長約450mm。1系統で最大600Wを給電可能な能力を備えている

PCI Express 6+2pinコネクタを1系統のみ備えるケーブルが1本。全長は約450mmだ	PCI Express 6+2pinコネクタを2系統備えるケーブルも1本あり、合計で3コネクタを出力できる。こちらのケーブル長も約450mm

SATA電源は、1本につき3系統のコネクタを備えるケーブルが2本同梱。ケーブル全長はそれぞれ約600mmだ	4pinペリフェラルケーブルは1本で、全長約600mm。4コネクタを備えている

ARGB LEDを点灯させるためのピンヘッダケーブル。全長は約800mmある	アース線を備えた主電源ケーブル

ロゴ入りの面ファスナータイプを含め、複数の結束バンドが同梱されていた

SFX-LからATXフォームファクタへ変換するためのブラケット。ATX対応ケースにも組み込むことができる	PCケースに固定するためのネジも同梱されている