エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1278
2023.04.20 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ASUS「ASUS GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」 (型番:RTX4080-O16G-NOCTUA) 市場想定売価税込244,800円(2023年4月21日発売予定) 製品情報(ASUS)/(Noctua) |
ASUSとNoctuaの強力タッグによって誕生したコラボレーショングラフィックカード第3弾「ASUS GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」の国内発売がまもなく開始される。GPUにはNVIDIAの最新アーキテクチャ「Ada Lovelace」世代のハイエンドモデルGeForce RTX 4080を採用し、第1弾「ASUS GeForce RTX 3070 Noctua OC Edition 8GB GDDR6」や、第2弾「ASUS GeForce RTX 3080 Noctua OC Edition 10GB GDDR6X」から大幅にパフォーマンスが向上している。
またVGAクーラーの設計も刷新。搭載ファンは従来と同じNoctuaの大人気モデル「NF-A12x25 PWM」で、厚さも4.3スロットとぱっと見は同じながら、ヒートシンクのベースプレートはニッケルメッキを施した銅製ベースからベイパーチャンバーへ、ヒートパイプの本数も5本から8本へと増量されている。
「NF-A12x25 PWM」の性能を引き出すため、ASUSとNoctuaのエンジニアによって新規に設計されたオリジナルヒートシンクを搭載 |
さらに「NF-A12x25 PWM」の優れた性能を引き出すよう、ヒートシンクには大型のフィンを実装しており、空冷クーラーを採用するGeForce RTX 4080グラフィックスカードの中では最高峰の静音性と冷却性能を両立しているという。
こちらはASUS「TUF GAMING」シリーズに実装されているオリジナルヒートシンクとの比較。ヒートパイプの構成がφ8mm×2本+φ6mm×6本からφ8mm×5本+φ6mm×3本に変更されている |
ファンのノイズは最低で約5dBA、最大約17dBAも低下しているとのこと |
その他、低負荷時にファンの回転を停止するセミファンレス機能「0dB Technology」や、静音性を重視した「Quiet」(Q MODE)と性能を重視した「Performance」(P MODE)の2種類のファンカーブを選択できる「Dual BIOS」、パーツの取り付けを自動化する「Auto-Extreme Technology」など、ASUSおなじみの機能にも対応する。
製品画像が大きく描かれたパッケージ。サイズは実測で幅約425mm、高さ約240mm、奥行き約125mm |
パッケージ裏面には製品の特徴や出力インターフェイスの解説が記載。またパッケージの上部にはプラスチック製の持ち手を備える |
製品には8pin×3→16pin変換アダプタ(左)とドライバーとしても使えるグラフィックスカードホルダー(右)が付属 |
主なスペックはCUDAコア数9,728基、コアクロックはDefault mode時2,595MHz(OC mode時2,625MHz)、メモリスピード22.4Gbps、メモリバス幅256bit、ビデオメモリはGDDR6X 16GB。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、補助電源コネクタは16pin×1、出力インターフェイスはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4ax3の5系統を備え、最大4画面の同時出力に対応する。