「ASUS Dual GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X」の外観チェック

製品の概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、画像によるチェックを進めていこう。「ASUS Dual GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X」の公称サイズは長さ267.01mm、幅133.94mm、厚さ51.13mm、専有スロットは2.56スロット（実質3スロット）。先日レビューをお届けしたGeForce RTX 4070 Founders Editionに比べると一回り大きいものの、これまでのGeForce RTX 40シリーズグラフィックスカードに比べるとかなりコンパクト。本体重量も実測956.1gと1kg以下に抑えられており、グラフィックスカードホルダーなどを使わなくても安全に運用することができるだろう。

これまでのGeForce RTX 40シリーズに比べるとかなり小型化されている「ASUS Dual GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X」。イルミネーション機能は搭載されておらず、ブラックで統一された引き締まったデザインを採用する

デュアルファンクーラー表面のカバーは下側の3分の2はマットブラック、上側の3分の1はVGAクーラーでは珍しいブラックのスケルトン仕様で、ヒートシンクのフィンやヒートパイプが確認できる

カードの厚さは51.13mmで、占有スロットは2.53スロット。ここのところGeForce RTX 40シリーズやRadeon RX 7900シリーズの巨大モデルばかりチェックしていたので、かなり薄く感じる

バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)に対応	補助電源コネクタは一般的な8pin×1。変換コネクタも不要なため配線はかなり簡略化できる

基板の裏面には実装パーツや基板の歪みを防止するため、ブラック塗装のアルミニウム製バックプレートを実装

バックプレートのブラケット側にはGeForce RTXロゴをデザイン	カード長が短いため、従来モデルに比べるとスペースは限られているが風が抜けるベントも実装

ファンの回転カーブを（「P MODE」「Q MODE」）変更できる「Dual BIOS」の切り替えスイッチも搭載

VGAクーラーの先端部分はプラスチックカバーとバックプレートによって　完全に密閉されている

出力インターフェイスはHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4a×3の4系統で、ブラケットは腐食に強いステンレスを採用