ベンチマークテスト：Apex Legends

人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、画質設定はできる限り高品質になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。また解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用した。

4K解像度でも約6％、フルHD解像度やWQHD解像度ではいずれもGeForce RTX 3060 Tiを約13％上回り、Ada Lovelaceアーキテクチャを採用するメリットがスコアにも表れている。またフレームレートを確認すると4K解像度でも100fpsを超え、いずれの解像度でも最高品質かつ高リフレッシュレートな環境でゲームをプレイできる。

ベンチマークテスト：Far Cry 6

「Far Cry」シリーズの最新作「Far Cry 6」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、「画質」は“最高”、「DXR反射」と「DXRシャドウ」は“オン”にして計測を行った。

フルHD解像度では113fps、WQHD解像度でも86fpsと優秀な結果。しかし、4K解像度では42fpsまで落ち込んでしまいやや厳しい状況。GeForce RTX 3060 Tiとの比較でも4K解像度では差がなくなってしまうことから、「Far Cry 6」をプレイする場合はWQHD解像度までが目安になるだろう。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

レイトレーシングに対応するオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類、「グラフィック品質」は“最大”、「レイトレの反射効果」は“最大”、「DLSS」は“バランス”を選択している。

オープンワールドゲームの中でも重量級のゲームとして知られる「Watch Dogs Legion」ということで、4K解像度では超解像技術を有効にしても43fpsにとどまる。ただし、WQHD解像度やフルHD解像度では60fpsを上回るフレームレートを記録し、最高画質でもストレスなくゲームをプレイできる。またGeForce RTX 3060 Tiとの比較では、いずれの解像度でもフレームレートは10％以上高く、大容量のL2キャッシュが効果的に働いていることがわかる。