エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1294
2023.05.29 更新
文:撮影・藤田 忠
Western DigitalのNAS向けNVMe M.2 SSD「WD Red SN700 NVMe SSD」を「FLASHSTOR 12 Pro」に搭載して、そのパフォーマンスや温度、動作音を確認していこう。
WD Red SN700 NVMe SSDは、容量2TBを12台用意したほか、10ギガビットLANカードのIntel X550-T2を追加したCore i9-13900K搭載PCや、NETGEAR製10GbE/2.5GbE対応スイッチのMS510TXMを使っている。
NAS向NVMe M.2 SSDのWestern Digital「WD Red SN700 NVMe SSD」。1台あたり40,000円前後となる容量2TBのWDS200T1R0Cを12台使用した |
WD Red SN700 NVMe SSDの「CrystalDiskInfo」。PCI Express 3.0×4接続になる | 「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果。シーケンシャルリード3,400MB/s、シーケンシャルライト3,000MB/sを発揮 |
「FLASHSTOR 12 Pro」に12台を取り付け。Single、JBOD、RAID 1や5、10などを構築。そのパフォーマンスをチェックしてみた |
ASUSTOR NASの初期設定は、非常に簡単。PCでは「ASUSTOR Control Center」を導入することで、ネットワーク内のASUSTOR NASを自動で認識する。あとはウィザードに沿って進めることで、NAS用OS「ADM」の最新バージョンへのアップデートや、ボリュームの構築などが可能になっている。
「ASUSTOR Control Center」で、ネットワーク内のASUSTOR NASの検索、設定などを行える | ウィザードに沿って、FLASHSTOR 12 Proを設定 |
初回導入時に、「ADM」を最新バージョンにアップデートすることもできる | システム設定は、ワンクリックセットアップとカスタムセットアップから選べる |
ストレージとRAIDレベルを選んで、ボリュームを設定する。ファイルシステムは標準的な「EXT4」と、スナップショット機能を利用できる「Btrfs」を選択できる | 管理者用パスワードなどを設定して、NASの準備は完了 |
ASUSTOR IDに登録することで、簡単にリモートアクセスも可能になる | 「ADM」トップの画面 |