エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1311
2023.07.13 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
パフォーマンスのチェックはヒートシンクレスの「CT2000T700SSD3JP」に、ASRock「Z790 Steel Legend WiFi」の標準ヒートシンクを組み合わせて行った |
ここからは早速Crucial「T700」を実際に動作させて、そのパフォーマンスをチェックしていこう。検証には、Intel Z790チップセットを採用するASRock「Z790 Steel Legend WiFi」とCore i9-13900Kを搭載するハイエンドPCを用意し、ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」「CrystalDiskMark 8.0.4」「3DMark」「PCMark 10」「ATTO Disk Benchmark 4.01」を使用した。なおOS、ドライバ、ベンチマークテストをインストールしたシステム用SSDは別途用意している。
「CT2000T700SSD3JP」の「CrystalDiskInfo 9.0.1」の結果。対応転送モードや対応規格、対応機能などはエンジニアリングサンプルと同じだが、ファームウェアは「RAZR9019」→「PACR5101」に変更されていた |
まずは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」を使い、基本的なパフォーマンスを確認していこう。
AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク |
元々、公称転送速度に比べてスコアが低めに出るベンチマークだが、シーケンシャル読込8,876MB/s、書込9,559MB/s、総合スコアも11,000を超え、PCI Express 5.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDらしいパフォーマンスを発揮した。