「PCMark10」で実アプリケーションの性能をチェック

「PCMark10：Full System Drive Benchmark」を使い、実際のアプリケーション環境における性能をチェックしていこう。

PCMark10：Full System Drive Benchmark

PCI-Express4.0(x4) NVMe M.2 SSDでは高速モデルでも3,000台に留まる「PCMark10：Full System Drive Benchmark」だが、「T700」では4,873を記録した。ちなみにエンジニアリングサンプルとの比較ではほぼ同等のスコアで、実アプリケーションではランダム書込の最適による影響はほとんどないようだ。

「3DMark」でゲーム性能をチェック

続いて「3DMark：Storage Benchmark」を使い、ゲーム環境における性能もチェックしていこう。

3DMark：Storage Benchmark

総合スコアは平均（2,158）の2倍以上となる4,934をマーク。Bandwidthも835.89MB/s、平均アクセスタイムも36μsで、PCI Express 4.0(x4)SSDとは一線を画すパフォーマンスを発揮する。なおエンジニアリングサンプルとの比較では、「PCMark10：Full System Drive Benchmark」と同じくスコアに大きな違いはなかった。

「ATTO Disk Benchmark 4.01」でもシーケンシャル性能をチェック

「ATTO Disk Benchmark 4.01」でもシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。

ATTO Disk Benchmark 4.01

読込が最高11.53GB/s、書込が最高10.97GB/sで、「CrystalDiskMark 8.0.4」と同じくPCI Express 5.0(x4)SSDらしいスコア。また前半のグラフはきれいな階段状で、書込は128KB、読込も2MB以降はスコアにほとんどブレがなく全体的に転送速度が安定しているのも特徴だ。