エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1316
2023.07.24 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
「PCMark10:Full System Drive Benchmark」を使い、実際のアプリケーション環境における性能をチェックしていこう。
PCMark10:Full System Drive Benchmark |
総合スコアは1,776で、NVMe SSDの高速モデルの目安となる2,000を超えることはできなかった。とは言え、PCI Express 3.0(x4)接続SSDの中ではミドルレンジ以上の性能で、「RGAX」の立ち位置を考えればかなり健闘している。レイテンシも100μsを切っており、オフィスワークなどで不満が出ることはないだろう。
続いて「3DMark:Storage Benchmark」を使い、ゲーム環境における性能もチェックしていこう。
3DMark:Storage Benchmark |
総合スコアは平均(2,157)を上回る2,243で、PCI Express 3.0(x4)接続のSSDとしてはかなり健闘している。レイテンシも多くのゲームで100μsを切っており、価格を抑えつつゲームのロード時間を短縮したいなら「RGAX」は有望な選択肢になるだろう。
「ATTO Disk Benchmark 4.01」でもシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。
ATTO Disk Benchmark 4.01 |
シーケンシャル読込は最高2.96GB/s、書込は最高1.64GB/sで、いずれも公称スペックに迫るパフォーマンスを発揮している。そして読込は512KB、書込は128KBからほとんどスコアにブレもなく、シーケンシャルアクセスについてはどのベンチマークでもスコアが安定しているのも評価できるポイントだ。