エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1320
2023.08.08 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストの結果を確認していこう。まずは⼈気MMO RPGの最新バージョン「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」のベンチマークからだ。グラフィックス設定は“最⾼品質”で、フルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の解像度で計測を⾏っている。
フルHD解像度はもちろん、WQHD解像度でも判定は最高の“非常に快適”、フレームレートは100fpsを超え、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。また4K解像度でも判定は“やや快適”で、多少画質を調整すれば動作に問題はないだろう。
続いてRPGながら重量級のゲームとして知られている「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークの結果を確認していこう。描画品質は“⾼品質”で、解像度はこちらもフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。
さすがに4K解像度ではスコアが4006、判定も“普通”止まりだが、WQHD解像度なら“快適”、フルHD解像度なら“とても快適”判定で、やはりラスタライズを使用するゲームであればWQHD解像度まではまったく問題なくゲームを楽しむことができる。
人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、画質設定はできる限り高品質になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。また解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。
4K解像度でも平均フレームレートは78.3fps、最低フレームレートも42.2fpsで、60Hzのスタンダードな液晶ディスプレイであれば問題なし。さらにWQHD解像度では平均フレームレートは141.7fps、フルHD解像度では199.1fpsを記録しており、WQHD以下の解像度でゲームをするなら144Hz以上の高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。