ケーブルマネジメント機構

EH1 Mondrianの内部構造チェックの最後は、ケーブルマネジメント機構にフォーカスする。製品サイトにはブラック色筐体ながら、主要スルーホールや結束バンドを掛けるフックの場所が開示されていた。それぞれ目的を持ってのレイアウトで、スムーズかつ容易な裏配線が実現できる。

EH1 Mondrianのマザーボードトレイ背面。スルーホールや結束バンド用フック等、要所にケーブルマネジメントに特化した仕掛けが用意されている(画像はブラック色シャーシ)

マザーボード右側に沿うように設けられたグロメット付きスルーホール(幅約33mm、高さ約78mm)	ATX補助電源ケーブルや増設した冷却ファンのケーブルを通すスルーホール

ボトムカバーの付け根部分のスルーホールは、主にアクセスポート類から伸びるケーブル向け	結束バンド等を掛けるフックも要所に装備

WIZMAX「EH1 Mondrian」の付属品総点検

最終の組み込みセッションを前に、H1 Mondrianの付属品を総点検しておこう。組み込みに必要なネジ類などは、白いアクセサリーBOXに収納されている。

ケージタイプのシャドウベイユニットに挿入されていた、MONDRIAN文字入りのアクセサリーBOX。外形寸法は実測で幅約150mm、高さ約100mm、厚さ約25mmだった

それぞれを確認すると、ネジ類はお馴染みの六角インチネジといわゆるワッシャー付きのミリネジ、さらにトラスネジ、スタンドオフ2種類。ちなみに足の長いスタンドオフは、E-ATX規格のマザーボードを搭載する際に使用(メーカー確認)し、その他は結束バンド、樹脂製キャッチの予備(保守パーツ)、簡易マニュアルが同梱されていた。なおPDF版のマニュアルは、国内正規代理店である株式会社リンクスインターナショナルの製品サイトよりダウンロードが可能。購入前の仕様確認等に便利だ。

英語とハングルで表記された簡易マニュアル	結束バンド

樹脂製キャチの予備	スタンドオフ

スタンドオフ(ロング)	六角インチネジ

ミリネジ	インチネジ