エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1331
2023.09.03 更新
文:撮影・藤田 忠
マザーボードへの取り付けは、イラスト豊富なマニュアルと、スタンドオフ固定用の工具が付属しているので、はじめてのユーザーもスムーズに進められるだろう。ここでは実際にLGA1700およびSocket AM5マザーボードに取り付けていこう。
写真での説明に進む前に、EK-Nucleus AIO CRシリーズの取り付けに関する注意点に触れておきたい。それはラジエーターの取り付け位置で、EKWBによる推奨はPCケースのトップ配置。一応、フロントへの縦マウントにも対応しているものの、その際はチューブが下側に位置するよう取り付ける必要がある。さらにボトム配置がNGである点にも留意しておきたい。
ラジエーターの取り付けは、トップ配置が推奨されている | チューブを上にした縦配置はNGだ |
メーカーイメージにあるように、縦配置ではチューブが下になるように取り付ける必要がある。チューブの取り回しと長さ的に、縦配置は厳しいだろう |
ラジエーターの配置にさえ注意すれば、あとは標準的な取り付け工程になっている。まずは、LGA1700マザーボードの工程を紹介していこう。
ウォーターブロックに、Intel向けマウントブラケットを4本のネジで、しっかりと固定する |
バックプレートの取り付け。CPUソケット側から、スタンドオフで固定する。マスキングテープで仮止めすると、作業しやすい | Intel LGA1700/115×/1200とAMD Socket AM4/AM5向けのスタンドオフで、バックプレートを固定する |
スタンドオフは専用工具を使用してしっかりと締め込む | CPUにサーマルグリスを塗ったら、ウォーターブロックを取り付け。スプリング、サムスナットの順にはめて、締め込む |
均等に圧がかかるように対角線上のサムスナットを、少しずつ締め込んでいこう |
続けて、Socket AM5マザーボードに取り付けていこう。工程は、ほとんど同じになるが、Socket AM5マザーボード標準装備のバックプレートを利用する。
AMDマウントブラケットを取り付ける。ウォーターブロックの組み込む向きで、取り付ける向きが変わるので注意しよう |
標準装備のマウンターは取り外す | Intel LGA1700/115×/1200とAMD Socket AM4/AM5向けのスタンドオフを取り付け |
ウォーターブロックを取り付けて、サムスナットを均等に締め込めば、取り付け工程は完了だ |