エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1331
2023.09.03 更新
文:撮影・藤田 忠
「Adobe Premiere Pro」を使ったベンチマークの「UL Procyon:Video Editing Benchmark」を確認していこう。「CINEBENCH R23」と比べると、CPU負荷はダウンするが、動画エンコードなどを行うため、1時間以上かかるベンチマークになっている。ここではテスト後半、最終50分間の推移を抽出している。
趣味で使っているユーザーも多い動画編集アプリケーション「Adobe Premiere Pro」。GPUを使った処理も行われるため、CPU負荷自体はそこまで高くなく、Pコアの動作クロックは最高5,487MHzに達しているが、CPU温度は最高85℃で、ベンチマーク中の平均も60℃を切っている。CPU Package Powerも最高200Wなので、「CINEBENCH R23」からは180W近くも低下した。そして、回転数はファンが最高1,400rpm台、ポンプが2,200rpm台で、静音性も優秀。テスト中にうるさいと感じることは、まったくなかった。