エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1332
2023.09.06 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
製品の概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、画像によるチェックを進めていこう。まずはRadeon RX 7800XTのリファレンスモデルからだ。VGAクーラーは、実測90mm径のリングフレームファンによるデュアルファンクーラーを採用し、これまでのRadeon RX 7000シリーズのリファレスモデルと同じく、黒を基調にした引き締まったデザイン。またヒートシンク側面のフィン3枚分はワンポイントの差し色として赤くカラーリングされていた。
またカードサイズは実測で長さ267mm、幅110mm(コネクタ部含む)、厚さ50mm(2.5スロット)でイマドキのグラフィクスカードとしては標準的。ただし本体重量は1,102gあるため、水平に設置する場合はVGAサポーターを用意しておいたほうがいいだろう。
カードサイズは実測で長さが267mm、幅110mmで、タワー型PCケースであればほぼ問題なく搭載することができるだろう |
トリプルファンクーラーを採用するRadeon RX 7900 XTX(実測約1,800g)やRaden RX 7900 XT(実測約1,520g)に比べると軽いが、それでも実測1,102gあるためVGAサポーターを併用したほうが安心だ |
ヒートシンクだけでなく、ファンやクーラーカバーまでブラックで統一。Radeon RX 7000シリーズのリファレンスモデルではおなじみのデザインを採用する |
冷却ファンは実測90mmのリングフレームファンを搭載 |
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) | 補助電源コネクタは8pin×2。PCI Express 4.0(x16)コネクタと合わせて375Wまで供給できる計算になる |
基板のほぼ全体を覆う大型のヒートシンクを搭載。側面3枚のフィンは赤色にカラーリングされ、厚さは2.5スロットを専有する |
基板の裏面には「RADEON」ロゴがデザインされたブラックのバックプレートを搭載 |
カバーで密閉されたカードの先端には、ワークステーションなどで使用するカードホルダー固定用のネジ穴が用意されていた |
出力インターフェイスはHDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×3の4系統 |
本体と同じブラックを基調にしたパッケージ。サイズは実測幅320mm、奥行き163mm、厚さ75mm |
グラフィックスカード本体は周囲を高密度の衝撃吸収材で保護された状態で収納されていた |