エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1347
2023.10.17 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、定番3Dベンチマーク「3DMark」の結果を確認していこう。まずはレイトレーシングの他、メッシュシェーダーや可変レートシェーディング、サンプラーフィードバックなどの機能を備えた最新API DirectX 12 Ultimateを使用する「Speed Way」の結果を確認していこう。
テスト項目が「Graphics test 1」しかない「Speed Way」では、グラフィックスカード(GPU)以外の影響はないようで、すべてのCPUでスコアは横並びになった。
続いてAPIにDirectX 12を使用するラスタライズテスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。なおハイエンド構成ということを考慮して、プリセットには「Time Spy」と「Time Spy Extreme」を使用している。
いずれのプリセットでもCore i9-14900Kがトップを獲得しているものの、Core i9-13900Kとの差はいずれも1%未満で誤差の範囲に留まる。またCore i7-14700Kも「Time Spy」では、Core i7-13700Kとほぼ同じだが、「Time Spy Extreme」では約4%に差が広がり、Eコアが増加している影響が出ているようだ。
続いて、APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。こちらもハイエンド環境ということを考慮して、「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを選択した。
Core i9-14900K、Core i7-14700Kとも、GPUの負荷が高い「Fire Strike Extreme」や「Fire Strike Ultra」では先代CPUとの差はほとんどなし。ただし、GPUの負荷が軽い「Fire Strike」ではいずれも約3%上回るスコアを記録した。