エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1358
2023.11.14 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
ファン回転数は、アイドル時が800rpm前後、騒音値も30dBA前後でオープンフレームケースのテストでも風切り音は全く気にならなかった。また高負荷時の結果を確認すると、「OCCT 12.1.10」「CINEBENCH 2024」ともファン回転数は1,300rpm前後、騒音値は36dBA台で安定して推移する。アイドル時に比べると風切り音は確実に大きくなっているが、耳障りに感じることはなかった。
PL1/PL2=125Wの設定では、静音状態を維持しながら完全に発熱を抑えることができた「DE360 BLACK」。続いてPL1/PL2ともMaximum Turbo Powerの253Wに設定した状態でテストを実施していこう。
「OCCT 12.1.10」のPackage Powerは200~220W、動作クロックはPコアが5.5GHz、Eコアは4.3GHzまで上昇しているが、CPU温度は概ね70℃前後で推移する。そしてPackage Powerが253Wで安定している「CINEBENCH 2024」でもCPU温度は85~90℃で、CPUが許容する最高温度100℃までは余力が残されている。