エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1360
2023.11.18 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
次も同様のバトルロイヤル系タイトルから、より軽量な「VALORANT」のプレイでパフォーマンスを確かめてみよう。フレームレート制限は解除しつつ、画質はできる限り高品質になるように設定。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択している。
軽量級のタイトルだけに、フルHDとWQHD解像度ではパフォーマンスが飽和してしまっている。4K解像度でも平均500fpsオーバーはまったく問題なく、最高レベルのゲーミング液晶を組み合わせた状態でも、その性能を最大限に引き出すことが可能だ。
続いては、一転して最大級の重量級タイトルであるオープンワールド型アクションRPGの「Cyberpunk 2077」をプレイ。「クイックプリセット」は“ウルトラ”および“レイトレーシング:ウルトラ”を選択、レイトレーシング動作時は「DLSS Frame Generation」を有効、「DLSS Super Resolution」をバランスに設定し、その際の挙動をチェックしていく。なお、解像度はこれまで通りフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択した。
“ウルトラ”ではフルHDではそれなりに快適に、WQHDでもシングルプレイの快適水準を上回るパフォーマンスで遊べそうな結果だ。もっとも重量級タイトルの負荷の高さを感じさせられる挙動ながら、DLSS 3の「フレーム生成」機能を利用すれば、レイトレーシングを有効化した状態でもフレームレートが大幅に改善。4K解像度でも平均60fpsオーバーの滑らかなプレイが可能になる。
フルHDやWQHD解像度に至っては、ゲーミング液晶のポテンシャルを生かした高リフレッシュレートのプレイが可能。最新の超解像技術に対応するGeForce RTX 4070の面目躍如と言えるテスト結果だ。
ゲーム系検証の締めくくりには、人型機動兵器のACを駆って巨大メカと戦うアクションゲームの最新作「ARMORED CORE VI」をチョイス。「映像品質」は可能な限り高品質になるよう設定、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択して検証を行った。
フルHDとWQHD解像度ではフレームレート上限の120fpsに引っかかっているものの、常時その上限値に張り付きの状態でプレイできていた。4K解像度でも平均約70fpsはお見事で、シングルプレイの快適水準は十分に満たしている。解像度重視なら4K、高リフレッシュレートなゲーミング液晶を組み合わせたいならWQHD環境でのプレイが良さそうだ。