エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1383
2024.01.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
さてここからはパッケージからPalit「GeForce RTX 4070 Ti SUPER JetStream OC」を取り出し、画像によるチェックを進めていこう。VGAクーラーは、乱流を防ぐ「Winglet Fantail」や効率よく風を引き込むことができる「Gale Talon Fan Blades」を採用する「Gale Hunter Fan」と、VRAMもカバーする大型銅製ベースを組み合わせたトリプルファンクーラーを搭載する。また低負荷時にはファンの回転を止めるセミファンレス機能「0-dB Tech」にも対応しており、冷却性能と静音性を両立している。
クーラーカバーや冷却ファンはいずれもブラックカラーで統一。光るギミックもなく落ち着いたデザインを採用する |
裏面にもブラックカラーのメタル製バックプレートを実装 |
3.1スロットを占有する大型のトリプルファンクーラーを搭載。また基板の反りを抑えるため「Anti Gravity Plate」と呼ばれる保護プレートを備える |
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) | 補助電源コネクタは12+4pin仕様の12VHPWR |
ファンからの風が抜けるよう、バックプレートの先端約155mmには通気孔をデザイン。またヒートパイプは4本実装されていた |
3基の「Gale Hunter Fan」を搭載。なおサイズは実測で90mmだった |
出力インターフェイスは、DisplayPort×3、HDMI×1で、4画面の同時出力が可能。またブラケットの上部には六角形の通気孔を備える |
ちなみにカードサイズは、長さ328.9mm、幅130.5mm、厚さ63.5mmで、占有スロットは3.1スロット。さらに本体重量も実測1,450gあるため、水平設置で運用する場合にはグラフィックスカードホルダーとの併用を強くオススメする。
ハイエンドモデルらしくカード長は328.9mmとかなり長め。厚さも3.1スロットを占有するため、PCケースのクリアランスはあらかじめ確認しておこう |
本体重量は実測1,450g。バックプレートやサイドフレームで強化されているものの、別途グラフィックスカードホルダーは用意したほうがいいだろう |