エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1390
2024.02.07 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
製品の概要を把握したところで、ここからは評価サンプルをパッケージから取り出し画像による検証を進めていこう。VGAクーラーはブラックカラーを基調にレッドの差し色がデザインされた「PULSE」シリーズおなじみのデュアルファンクーラーで、「NITRO+」シリーズのようなイルミネーション機能は省略されている。
ちなみに外形寸法は長さ250mm、幅129.25mm、厚さ45.56mm(2.2スロット占有)とミドルレンジグラフィックスカードとしては標準的なサイズで、イマドキのタワー型PCケースなら問題なく搭載できるはずだ。また本体重量も実測801.5gと控えめで、基板の裏面にはメタル製のバックプレートも標準装備されているため、水平設置でもVGAサポーターを併用する必要はないだろう。
ブラックを基調に、差し色のレッドが印象的な「PULSE」シリーズおなじみのデザイン。イルミネーション機能は非対応になる |
裏面には基板を保護するとともに、歪みを防止する効果もあるメタル製バックプレートを実装 |
カードの占有スロットは公称2.2スロット。わずかにブラケットからはみ出るものの、ほぼ2スロットと言っていいだろう。2段以上の拡張スロットがあるPCケースならサイズが問題になることはほとんどないだろう |
クーラーカバー側面のブラケット側には赤地に白文字で「SAPPHIRE」のロゴがデザイン | 先端側には赤文字で「RADEON」のロゴもデザインされていた |
補助電源コネクタは8pin×2。いずれもラッチは外側に配置されているため着脱はラクに行える | バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16形状)だが、接続は(x8)になる |
GPUコアにベースプレートが密着するようネジ止め用のブラケットを実装 | バックプレートの先端にはファンからの風が抜けるようスルーホールが設けられている |
六角形型の通気孔を備えたカードの先端 |
出力インターフェイスはHDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1×2 |
カードの長さは公称値通りほぼ250mm |
本体重量は実測で801.5g。ハイエンドモデルでは2kgを超える製品もあることから、実際の重量以上に軽く感じた |