エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1392
2024.02.17 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、パッケージから取り出した「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」の外観をチェックしていく。もはや「TUF Gaming」シリーズお馴染みとなっている、「Metal Exoskeleton」(金属製外骨格)で全面を覆うミリタリー調の角張ったデザインが特徴だ。
3.15スロットを占有する分厚いクーラーには、オリジナルの「Axial-techファン」を3基搭載。軸部分を小型化してファンブレードを延長、外周にバリアリングを設けることで風の直進性を向上させている。
また、側面には「Performance Mode」と「Quiet Mode」を切り替えるスイッチを備える点もトピック。パフォーマンスを重視するか静音性をとるか、ユーザー次第でカードの特性を選べるというわけだ。
ミリタリー調の無骨なデザインは「TUF Gaming」シリーズならでは。いかにも冷えそうな、オリジナルファン3基搭載の大型クーラーを備えている |
奥行きは実測で約300mm程度と、長モノグラフィックスカードの部類に入る。ミドルタワーより小さいケースに組み込む場合は、搭載スペースを事前に確認しておきたい |
「Metal Exoskeleton」コンセプトそのままに、金属製のクーラーカバーが先端部分までを覆っている |
カードの構造的な剛性を高めるため、背面にもメタルバックプレートが装着されている |
側面からエアが抜けるように、上下のサイド部分は開放されている。カードの厚みは3.15スロット分だ |
エアフローの直進性を向上させたオリジナルファンの「Axial-techファン」を採用。防塵仕様のため、長期間性能を落とさずに動いてくれる |
バックプレート先端部分はスルー構造で、ファンの風が抜けるようになっている | 動作モードを変更できる「Performance Mode」と「Quiet Mode」の切り替えスイッチ |
補助電源は12VHPWR×1構成で、最大300Wの給電が可能 | バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) |
出力インターフェイスはDisplayPort 1.4a×3とHDMI 2.1a×1を搭載。最大4画面の出力が可能なほか、解像度は最大7,680×4,320ドットをサポートしている |
実際に計測したところ、重量は公称値(1.188kg)とほぼ同じ1.1875gだった |
付属品として、12VHPWRをPCI Express 8pin×2に変換する変換ケーブルが同梱されている |
カードの重量を支え、スロットへの負担を軽減するVGAサポートステイも標準で付属する | 「TUF Gaming」シリーズのロゴが入ったTUF ベルクロフック&ループ |