エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1425
2024.05.27 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
Panopliaシリーズの第2弾Panoplia「R5B554070PMNV」の内外を眺めてきたが、ここからは借り受けた評価機のパフォーマンスを確認していこう。
スペックをおさらいすると、CPUは6コア/12スレッドを搭載するRyzen 5 5600X、グラフィックスがGeForce RTX 4070 GDDR6X 12GB、メモリが16GB、ストレージが1TB NVMe M.2 SSDを搭載している。PCゲーミングや、軽い写真/動画の編集など、はじめてのパソコンライフを十二分に楽しめるスペックとなっている。
CPUはゲーミングだけなく、写真編集やお絵描き、動画加工などといった用途もスムーズに行える6コア/12スレッドで動作する | CPUはAMDのRyzen 5 5600Xだ。TDPは65Wで、最大ブーストクロックは4.6GHz |
評価機のマザーボードは、MSI「MPG B550 GAMING PLUS」だった | メモリはDDR4-3200で動作し、容量は16GBを搭載している |
PNY製のGeForce RTX 4070グラフィックスカードを搭載する。GPUクロックはNVIDIAリファレンス仕様になっていた | 高負荷時のブーストクロックは、2,865MHzまで伸びていた |
メインストレージのPNY「CS1013 1TB」 |
「CrystalDiskMark 8.0.5」の結果。リード3,400MB/s台、ライト1,000MB/s台の性能を発揮した |
まずはレンダリングに要した時間で、CPUのパフォーマンスを測る「CINEBENCH」系ベンチマークを実行してみよう。テストには「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」「CINEBENCH R23」に加えて、最新の「CINEBENCH 2024」を使用している。
最新世代のCPUとはスコアに大きな開きがあるが、まだまだ現役となるSocket AM4プラットフォームのメインストリームモデルになるRyzen 5 5600Xだけあって、さまざまな作業を行うのに、不安のないスコアとなっている。データベースと比べると、同じ6コア/12スレッドCPUとなる、第12世代Intel CoreプロセッサのCore i5-12400に近いスコアだ。