エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1425
2024.05.27 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
次のゲームタイトルは最新拡張パッケージの発売が7月2日に控えている「ファイナルファンタジーXIV」で確認していこう。拡張パッケージ「黄金のレガシー」では、グラフィックスの向上も予定されており、GPUへの負荷が向上している。ここでは最新バージョンの「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマーク」を利用し、画質設定は「最高品質」を選び、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で実行している
Ryzen 5 5600X+GeForce RTX 4070を搭載した「R5B554070PMNV」なら、WQHD解像度で”非常に快適”指標を獲得。テスト中のフレームレートも100fpsオーバーと、十分余裕がある。なお、「黄金のレガシー」ではアップスケーリング技術のNVIDIA DLSSとAMD FSRに対応予定になっている。NVIDIA DLSS使って、4K解像度でプレイを楽しむことも十分可能だ。
続いては実ゲームタイトルを使ってパフォーマンスを確認していこう。まずは定番eスポーツタイトルとなるタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」の結果をみていこう。APIは”Vulkan”、グラフィックス設定は「総合品質」で”最高”を選び、「レンダリングのスケーリング」はデフォルトの”50”%に加え、”100”%も選択。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートはゲーム内ベンチマークを利用して計測した。
比較的、CPU処理能力の影響が出やすいゲームタイトルではあるが、4K解像度でもレンダリングスケール50%なら平均フレームレートは201fpsを記録している。ターゲットとなるフルHDとWQHD解像度では、フレームレートはレンダリングスケール100%でも、ゲーミングディスプレイを組み合わせた144Hz/240Hz張り付きプレイを、実現できる結果となっている。
次のタイトルは、「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」とならび、eスポーツタイトルとして定番となっている「Apex Legends」でみていこう。画質設定はできる限り高品質になるように設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択。フレームレートは「CapFrameX」を使用して、「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際の値を記録した。
平均フレームレートは、4K解像度でもゲーミングディスプレイと組み合わせてのプレイを楽しめる154.7fpsを記録し、フルHD、WQHD解像度では240fps超えとなっている。「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同じく、144Hz/240Hz駆動に対応したゲーミングディスプレイを使ったゲームプレイ環境を構築することができる。