エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1433
2024.06.27 更新
文:撮影・藤田 忠
続いては「ZEFT Z45DAG」の電源ユニットや、2.5/3.5インチストレージ拡張スペース、裏配線スペースとなる右サイドを確認していこう。なお右サイドパネルは手回しネジ1つで固定されており、簡単に取り外すことができる。
360mmサイズラジエーター。自身でファンを追加して、ラジエーターをファンでサンドイッチにすることもできる |
魅せるマシンではRGB LEDファンなど、多くのケーブルの配線が必要になるが、整然と処理されている |
電源ユニットは80PLUS GOLD認証取得の850WモデルSilverstone「DA850R Gold ホワイト」を搭載。その下に3.5インチシャドウベイが装備されている |
NZXTのファンとRGB LEDのコントローラー。ラジエーターファンを含め、6基が接続されている |
ここからは「ZEFT Z45DAG」に、どのようなパーツが組み込まれているかチェックしていこう。
人気の28スレッドCPUとなるCore i7-14700KFを標準構成に採用している「ZEFT Z45DAG」は、CPUクーラーに標準で360mmサイズラジエーターのオールインワン型水冷ユニットを搭載している。そして、肝心の水冷ユニットには、水冷ヘッドに1.54型液晶ディスプレイを内蔵したNZXT「KRAKEN 360 RGB White」が標準構成に採用されている。
「KRAKEN 360 RGB White」は、ピラーレスケースと同じNZXT製とあって、文句なしにマッチ。水冷ヘッドには、1.54型液晶ディスプレイを内蔵。CPU温度などを表示できる。ポンプには信頼性、冷却性能に定評のあるAsetekを採用する |
マザーボードはATXではなく、Micro ATXを採用しているのもポイントだ。基板サイズが小さく、PCI Expressスロットの数など拡張性はダウンするが、各種パーツを組み込んだ状態で眺めてみると、基板が良い感じに隠れ、スマートな見た目になるのだ。
3スロットを占有するグラフィックスカードの組み合わせもマッチして、良い感じにマザーボードの基板が隠れる。魅せるにこだわったひとつの完成形と言えるだろう |
マザーボードはIntel B760チップセットを搭載したASRock「B760M Pro RS WiFi」を採用。シルバーカラーのマザーボードヒートシンクも違和感なくマッチしている |
マザーボードリアインターフェイスには、Wi-Fi6や2.5ギガビットLAN、USB Type-Cポートなどを搭載。USBポートは多いとは言えないが、困ることは少ないだろう |