エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1438
2024.07.16 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
ここからは「NH-D15 G2」を実際にPCに組み込み、期待の冷却性能を確認していこう。テスト用のCPUには第14世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-14900K、Power LimitはPL1(Long Duration Power Limit)=125W/PL2(Short Duration Power Limit)=253W、PL1/PL2=181W、PL1/PL2=253Wの3種類で、L.N.Aを使用した状態でもテストを行っている。
またストレステストは「OCCT 13.1.0:CPU:データセット大」と「Cinebench 2024:30 minutes(Test Stability)」の2種類を用意し、CPU温度はCPU Packageの数値、騒音値はデータログ機能を備えた騒音計アズワン「TM-103」をPCから30cmの距離に設置して計測した。
そしてセッションの後半では、LGA1700のソケットのテンションを下げる“1mm厚ワッシャー”を使用した場合や、「NH-D15 G2 HBC」を使用した場合の温度の違いも確認する。
テスト用のCPUには24コア/32スレッドに対応する第14世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-14700Kを使用 |
UEFIの「Power Delivery Profile」は「Baseline Mode」を選択し、PL1/PL2はいずれも手動で設定 |