エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1440
2024.07.24 更新
文:編集部/撮影:pepe
対応機能を確認したところで、ここからはASUS「ROG Strix XG27UCS」の外観をチェックしていこう。液晶パネルは一般的なフラットパネルで、上部と左右はフレーム部が実測2.0mm、非表示エリアが実測6.0mmのいわゆる3辺狭額縁デザインを採用。また背面にはROG Strixシリーズおなじみの幾何学模様とROGシリーズのロゴが大きく描かれている。
さらにベース部分にはスマホスタンド機能を備える他、ディスプレイスタンドには三脚穴も用意されており、デジタルカメラやWebカメラを取り付けることができる。
ベゼル幅は上部、左右ともに実測2.0mm、下部が20.0mm。非表示エリアは上部と左右が6.0mm、下部1.5mmで、もしマルチディスプレイ環境を構築した場合でも継ぎ目が気になることはないだろう |
背面を確認したところ、LEDによるイルミネーション機能はないものの向かって左側には幾何学模様が、右側にはROGロゴが大きく描かれていた |
電源を内蔵しながら本体の厚さは最小限に抑えられている。また本体の上部には排熱用のスリットが設けられている |
ディスプレイベース部分には溝が設けられており、スマホスタンドとして利用可能 |
ディスプレイスタンドの上部には三脚穴があるため、配信時の自撮り用カメラを設置できる |
ディスプレイスタンドにはケーブルをまとめるためのホールも用意されていた |
背面の向かって左下には上からOSDメニューを操作する「5ウェイボタン」、OSDメニューを終了する「クローズボタン」、GamePlus機能を呼び出す「GamePlusボタン」、GameVisual機能を呼び出す「GameVisualボタン」、電源のON/OFFをする「電源ボタン」の5つのボタンを実装 |
ディスプレイインターフェイスはHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×1、DP Alt mode対応のUSB Type-C×1の3系統で、USB Type-Cは最大15WまでのPower Delivery機能にも対応する。またスピーカー機能は非搭載だが、ヘッドホンを接続するための3.5mmジャックが実装されている。
KVM機能やドッキングステーション機能は省略されているためスッキリとしたインターフェイス。ディスプレイインターフェイスはいずれも160Hzの高速リフレッシュレートに対応する |
ハイエンドクラスのROG Strixシリーズに属する製品だけあり、標準装備しているスタンドの調整機能は優秀だ。可動範囲は-5~20°チルト、-45~45°スイベル、-90~90°ピボット、0~120mmの高さ調節に対応し、ディスプレイを見やすい位置に細かく調整できる。さらに100×100mmのVESAマウントにも対応するためディスプレイアームに取り付ける事もできるようになっている。
そして購入時に気になるフットプリントだが、フラットパネルと小型のスタンドを採用することもあり、横幅が614mm、奥行きはわずか218mmと27型の液晶ディスプレイとしては控えめ。そのサイズが問題になることはほぼ無いだろう。