エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1443
2024.08.01 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
最後はPL1/PL2ともにCore i7-14700KやCore i9-14900KのMaximum Turbo Powerである253Wに設定した際の挙動をチェックしていこう。
PL1/PL2=253W設定では、ついにCINEBENCH計測時にCPU温度がほぼ常時最大動作温度の100℃に貼り付く状態になった。CPUクロック動作こそ安定しているが、特にOCCT実行時は不安定なPackage Powerの挙動からもサーマルスロットリングが発生しているようだ。
PL1/PL2=181W設定時設定時と同様に、ファン回転数は最大の2,000rpm付近に貼り付きの状態。PL1/PL2=181W設定時はまだCPU温度を80℃台に抑え込めていたが、PL1/PL2=253W設定では上記の通り頻繁に100℃にタッチしていることから、冷却能力が限界に達していることが分かる。