エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1446
2024.08.09 更新
文:撮影・藤田 忠
次は「ファイナルファンタジーXIV」の最新公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」でチェックだ。画質設定は「最高品質」を選び、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択した。
グラフィックスが向上した「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」だが、ターゲットのWQHD解像度で快適にプレイできる15,000ポイントを超え、平均フレームレートも130fpsと余裕十分だ。4K解像度は”非常に快適”には届かないが、上から2番目となる”快適”指標を獲得している。黄金のレガシーでは、アップスケーリング技術のAMD FSRと、NVIDIA DLSSに対応したので、4K解像度でプレイする際は、有効にするのが良いだろう。
ここからは実ゲームタイトルでパフォーマンスを確認していこう。まずは定番ゲームのタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」の結果だ。APIは”Vulkan”、グラフィックス設定は「総合品質」で”最高”を選び、「レンダリングのスケーリング」は”100”%に設定した。解像度はフルHD、 WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測には、ゲーム内ベンチマークを利用した。
軽量タイトルとあって、4K解像度でもゲーミングディスプレイと組み合わせたプレイも狙えるフレームレートになっている。ターゲットのWQHDでは290fpsを記録しており、最小フレームレートも240fpsと144Hz/165Hz駆動のゲーミングディスプレイでの張り付きプレイを楽しめる結果を出している。
次は定番eスポーツタイトルの「Apex Legends」で確認していこう。画質設定はできる限り高品質になるように設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択。フレームレートは「CapFrameX」を使用して、「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際の数値をまとめた。
「Apex Legends」も、4K解像度で168.6fpsと快適にプレイできる平均フレームレートを出しており、WQHD解像度では平均249fpsとゲーミングディスプレイの性能を最大限引き出してのプレイを狙える。
オープンワールドサバイバルクラフトゲームタイトル「Palworld」でも確認していこう。画質はプリセットで”最高”を選択し、解像度はここまでと同じく3種類に設定。DLSSを”バランス”で効かせている。パルに騎乗して、一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
フレームレートは、いずれの解像度でも60fpsを余裕で超えている。高画質、高解像度でパルを愛でながら、ゆったりプレイだ。
ゲーミングパフォーマンスの最後は「Cyberpunk 2077 Phantom Liberty」で確認しておこ う。画質はプリセット”ウルトラ”と、”レイトレーシング:ウルトラ”を選び、DLSS”バランス”、”DLSS Frame Generation”と”DLSS Ray Reconstruction”を有効にした。フレームレートは内蔵ベンチマークを使って計測した。
重量級ゲームとあって、4Kゲーミングは厳しめだが、画質を調節すれば十分狙える。メインターゲットのWQHDでは、最新アップスケーリング技術DLSS3.5を効かせることで、レイトレーシングを最高画質で効かせた”レイトレーシング:ウルトラ”での快適なプレイが可能だ。
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取材協力:TSUKUMO eX.