エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1460
2024.09.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
スリーブ調のケーブルを採用する「YS」シリーズ。ある程度まとめる腕前は必要になるが、ケース内での容易な取り回しが可能になる |
高級電源ユニットやケーブルカスタマイズの定番に挙げられるのがスリーブ化だが、「YS1000」のケーブルはそれに似たスリーブ調の加工が施された特別なもの。柔軟性が非常に高く取り回しは容易で、付属のケーブルコームを使用して美しく配線することができる。
また、ケーブル仕様はフルモジュラー式のため、必要なケーブルのみを選択して接続するだけで良い点も特徴だ。なおコネクタは、ATX 24pin×1、ATX 12V 4+4pin×2、12V-2×6×1、PCI Express 6+2pin×3、SATA×12、4pinペリフェラル×6という構成。グラフィックス・ストレージ用ともに十分なコネクタ数を供給することができる。
主電源のATX 24pinケーブルをはじめ、すべてスリーブ調に加工されている。なおATX 24pinケーブルの全長は約610mmだ | ATX 12V 4+4pinのCPU補助電源は、ケーブル2本それぞれに1コネクタのみ備える仕様。ケーブル長は約700mmだった |
12VHPWRから信頼性を高めた12V-2×6コネクタのケーブル。1本で最大600Wを供給可能なケーブルで、全長は約700mm | PCI Express 6+2pinはいずれもケーブル1本ごとに1コネクタで、“タコ足”配線にならないよう配慮されている。全長はそれぞれ約750mmだ |
SATAケーブルは4コネクタ搭載のケーブル(約500+150+150+150mm)が2本、2コネクタ搭載ケーブル(約400+150mm)が2本同梱されている |
4pinペリフェラルは、3コネクタを備えるケーブル2本が同梱。全部で6コネクタあり、いずれもケーブル全長は約450+120+120mmだ | アース線を備えた主電源ケーブル。電源口は一般的なC13コネクタだ |
スリーブ調に加工されたケーブルを美しくまとめることができるケーブルコーム | システムに接続することなく電源ユニットを動作チェックできる簡易テスター |
電源ユニット固定用のネジ | 取り付け方法や簡単な仕様が記載されたマニュアル |