エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1471
2024.11.06 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからはRyzen 7 9800X3Dを画像でチェックしていこう。前述の通り対応ソケットはSocket AM5で変わらないため、基板やヒートスプレッダの形状は先代モデルと全く同じ。裏面の接点の数なども変わらない。ただし、表面をじっくりと確認するとヒートスプレッダの切り欠き部分に実装されているコンデンサや空きパターンの数が少なくなっていた。また従来の「X」や「X3D」モデルと同様、CPUクーラーは付属しないため別途用意する必要がある。
Ryzen 9000シリーズと同じ、前面に小窓を備えたスリムなパッケージ。また左上には3D V-Cacheへの対応を謳う「3D V-CACHE TECHNOLOGY」のロゴがデザインされている |
本体はおなじみのプラスチック製ケースに収納され、「AMD RYZEN 7」のロゴシールが付属する |
4辺に2箇所ずつ切り欠きがあるSocket AM5おなじみのヒートスプレッダを搭載。基板上のコンデンサや空きパターンはホットボンド風の半透明な保護剤でカバーされている |
裏面を確認するとソケットのピンと接触するためのピンがびっしりと配置されている |
先代モデルRyzen 7 7800X3Dと比較すると裏面は全く同じ。表面はコンデンサや空きパターンの数が異なっている |
従来モデルと同様、ヒートスプレッダと基板の間にはわずかに隙間があるためCPUグリスの取り扱いには注意したい |