エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1471
2024.11.06 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
さて、ここからは早速Ryzen 7 9800X3Dのパフォーマンスを各種ベンチマークテストで確認していこう。検証用のマザーボードはAMD X870Eチップセットを搭載するASUS「ROG CROSSHAIR X870E HERO」で、AMDから提供されたBIOSを使用している。その他、グラフィックスカードはGeForce RTX 4080 Founders Edition、CPUクーラーは360mmラジエーターを採用するオールインワン型水冷ユニットCooler Master「MasterLiquid 360L Core ARGB」で、メモリはDDR5-6000に対応するG.SKILL「F5-6000J2836G16GX2-TZ5NRW」を使用した。なお比較対象として、先代モデルRyzen 7 7800X3Dと、AMDのフラッグシップRyzen 9 9950X、IntelのフラッグシップCore Ultra 9 285Kでもテストを行っている。
Ryzen 9000シリーズにはSimultaneous Multithreading(SMT)機能が実装されているため、OSからは16基の論理コアを認識 |
開発コード名はRyzen 9000シリーズと同じ「Granite Ridge」で、キャッシュメモリはL2が8MB、L3が96MB |
メモリはAMD EXPO機能によりDDR5-6000に設定した状態で検証を行った |
シングルスレッド処理時は最高5.225GHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時も全コア5.100GHz前後で動作する |
Ryzen Masterを確認するとPPTは162W、TDC(CPU)は120A、EDC(CPU)は180Aに設定されていた |