エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1485

老舗が投入した革新的設計“OptiSink”採用の最新電源ユニット、Seasonic「FOCUS V4 GX」検証

スリーブ調に加工された取り回し良好なモジュラーケーブル

スリーブ調のケーブルを採用しているため、極めて柔軟性が高い。組み込みの際の配線処理も容易なはずだ

「FOCUS V4 GX」シリーズのケーブルタイプは、必要なケーブルのみを接続するだけのフルモジュラー方式だ。さらにすべてエッチング加工が施されたスリーブ調のケーブルが採用されており、配線時の取り回しは良好。上位グレードの製品が採用するスリーブケーブルと同じ恩恵が受けられる。また、モジュラーケーブルはコネクタ部分までホワイトに統一されているほか、同梱のACケーブルまでホワイトという”白へのこだわり”も要チェックだろう。

そして出力可能なコネクタは、ATX 24pin×1、ATX 12V 8pin×2、12V-2×6×1、PCI Express 6+2pin×3、SATA×8、4pinペリフェラル×3構成。現行のハイエンドマシンに必要な電源コネクタが過不足なく揃っているという印象だ。


主電源のATX 24pinケーブル。ケーブルはもちろんコネクタ部もホワイトに統一されている。ちなみにケーブル全長は約610mmだった	CPU補助電源は8pin×2で、ケーブルごとに1コネクタを備える。全長は約700mmだ


最大600Wの給電が可能な12V-2×6コネクタ搭載ケーブル。全長は約700mm	PCI Express補助電源ケーブルは全長約750mmで、1コネクタを備えるケーブル3本が同梱されている


SATA電源ケーブルは4コネクタを備えるケーブル2本が同梱。長さはそれぞれ約950mmだ	4pinペリフェラルケーブルは全長約690mmで1本のみ。コネクタは3つ備えている

AC電源ケーブルまでホワイトに統一。数あるホワイトカラーの電源ユニットの中でも珍しい仕様だ


電源ユニット本体は巾着袋に入れられて保護されていた	システムを組む前に電源ユニットの動作をチェック可能な簡易テスター


ケーブルをまとめる際に便利な、結束バンドと面ファスナータイプのタイラップが同梱されていた	同梱されていた簡易マニュアル