エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1495
2025.01.13 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストを進めていこう。まずは人気オンラインRPGの最新ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」からだ。「グラフィックス設定」は「最⾼品質」で、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を⾏っている。
GPUの影響が大きい4K解像度やWQHD解像度ではスコアはほぼ横並びになる。またフルHD解像度の結果を確認すると、これまでCore Ultra 7 265が安定して上回っていたCore i7-14700に約7%の差をつけられている。さらにCore Ultra 7 265KでもCore i7-14700を上回ることができず、ゲーム性能についてはKモデルの時と同じく、第14世代Intel Coreプロセッサのほうが強いシーンがあることは覚えておこう。
タクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「総合品質」は「最高」、「レンダリングのスケール」は「100」に設定し、超解像技術は無効。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
4K解像度ではスコアは横並びだが、WQHD解像度やフルHD解像度ではやはりCore i7-14700がCore Ultra 200Sシリーズの3モデルより高いフレームレートを記録した。またCore Ultra 7 265とCore Ultra 7 265Kは最大でもその差は2%にとどまるが、Core Ultra 5 245とは約6%の差がついた。
「Assassin’s Creed Mirage」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は「最高」、適応品質は「オフ」、「アップサンプルタイプ」は「NVIDIA DLSS」、「アップサンプルクォリティ」は「バランス」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
Core Ultra 5 245はすべての解像度で、他のCPUより低いスコア。またWQHD解像度やフルHD解像度ではCore Ultra 7 265KがCore Ultra 7 265やCore i7-14700より約10%高いスコアをマークした。