エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1508
2025.02.19 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
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ここからは編集部に届けられたPalit「GeForce RTX 5070 Ti GamingPro」をパッケージから取り出し、画像によるチェックを進めていこう。VGAクーラーにはエアフロー効率と静音性を高めた「TurboFan 4.0」や、冷却フィンに30°の角度をつけてファンからの風を効率よく取り込む「Air Deflector」、放熱性能を最大32%向上した「コンポジットヒートパイプ」などを組み合わせたオリジナルトリプルファンクーラーを搭載。低負荷時にはファンの回転を止めるセミファンレス機能「0-dB Tech」もサポートし、優れた冷却性能と静音性を両立している。
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Palit「GeForce RTX 5070 Ti GamingPro」では、ブラックで統一されたオリジナルトリプルファンクーラーを搭載 |
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冷却ファンには直径実測約92mmの「TurboFan 4.0」を採用 | クーラーカバーの「GAMING PRO」のロゴ部分にはアドレサブルRGB LEDを内蔵 |
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カードの厚さは3スロットで、クーラーカバーのサイドにはファンからの風が抜けるようスリットが設けられている |
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背面には「GAMINGPRO」のロゴが大きく描かれたメタル製バックプレートを実装 |
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バスインターフェイスはPCI Express 5.0(x16) | カードの前方には基板がなく、ファンからの風が抜けるスルー構造を採用。ヒートシンクや冷却フィンを確認できる |
イマドキのハイエンドグラフィックスカードらしく、外形寸法は長さ331.9mm、幅127.1mm、厚さ60mm(3スロット占有)のビッグサイズのため、PCケースのクリアランスには注意が必要。実測約1,585gと重量もあるため、水平に設置する場合は別途VGAホルダーを用意しておくといいだろう。なおディスプレイ出力はHDMI 2.1b×1、DisplayPort 2.1b×3の4系統で、4K解像度なら480Hz、8K解像度でも120Hzまでのリフレッシュレートに対応する。
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イマドキのハイエンドグラフィックスカードらしく、カードの長さは331.9mm。バックプレートやクーラーカバーなどで補強されているがVGAホルダーを別途用意しておきたい |
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本体の重さは実測約1,585g。2kgを超えるようなフラッグシップモデルほどではないが、手に持った印象はずっしりと重い |
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出力インターフェイスはDisplayPort 2.1b×3、HDMI 2.1b×1で、4画面の同時出力が可能 |