エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1512
2025.02.28 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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続いて、APIにDirectX 12を使用する4K解像度の最新ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認していこう。
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総合スコアは8,294、フレームレートは82.94fpsに達し、4K解像度でもレイトレーシング機能を使わないのであれば超解像技術は不要だろう。またGeForce RTX 5080との差は約3%で、ラスタライズを使用するテストでもオーバークロックによるメリットは確実にある。
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続いてDirectX 12を使用する定番ベンチマーク「Time Spy」のスコアを確認していこう。なお今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行った。
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GPUの性能が直接影響するGraphics scoreを確認すると、4K解像度の「Time Spy Extreme」で16,616、WQHD解像度の「Time Spy」では33,324で、いずれも優秀なスコア。Graphics test 2のフレームレートもそれぞれ99.77fpsと218.42fpsで、最高画質で重量級のゲームを楽しむことができるだろう。
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「3DMark」系ベンチマークのラストは、APIにDirectX 11を使用する旧世代のラスタライズテスト「Fire Strike」のスコアを確認しておこう。なおプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類全てで計測を行っている。
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フルHD解像度の「Fire Strike」では、Graphics scoreが80,000を超える圧巻のスコア。フレームレートもGraphics test 2で300fpsを大きく上回り、超高リフレッシュレートな液晶ディスプレイでもその性能を十分に引き出すことができるだろう。またWQHD解像度のフレームレートは約155fps、4K解像度でも約77fps。「Time Spy」よりはフレームレートが低下しているものの、十分なパフォーマンスを発揮する。ちなみにGeForce RTX 5080との比較では最大で約6%上回り、「Extreme Performance」ではGPUクロックだけでなく、メモリクロックが引き上げられている影響も大いにあるようだ。