エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1521
2025.03.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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MSI「MAG 321CUPDF」 実勢売価税込89,800円前後(2025年3月現在) 製品情報(MSI) |
最新グラフィクスカードが続々とデビューしているほか、「モンスターハンターワイルズ」の発売で、ますます盛り上がるPC市場。ゲーミング液晶ディスプレイの新調を検討する人も多いと思われる。そんな人に是非チェックしてもらいたいのが、今回紹介する31.5型湾曲パネル採用の「MAG 321CUPDF」だ。
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最大の特徴は、4Kモード(160Hz)とフルHDモード(320Hz)を切り替えできる「デュアルモード」を搭載する点。4Kモード(160Hz)は、映像を忠実に再現できる高解像度のため、動画視聴やオープンワールド系をはじめとしたRPGに最適。リフレッシュレートも160Hzと決して低くはないため、美しい映像を楽しみながら、滑らかな動きを体感できる。
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一方のフルHDモード(320Hz)のトピックは、なんといっても320Hzという高速リフレッシュレート。特に、FPSやTPSといった激しい動きが求められるタイトルで威力を発揮する。液晶ディスプレイスペックの良し悪しが、一瞬の差を生む事が多いため、ゲーマーにとっては非常に重要なポイントだろう。リフレッシュレートの違いについては、後半の動画セッションでも解説しているので参照してほしい。
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もうひとつの注目ポイントは、通常の31.5型から画面サイズを24.5型モードと27型モードに変更できる「ディスプレイサイズエミュレート機能」だ。迫力ある映像を求めるときは31.5型、FPSのようなミリ秒単位での反応が求められる競技性の高いタイトルでは27型や24.5型といった使い分けができるというワケだ。
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デュアルモードを活かすスペックも抜かりはない。曲率は人間の視野に近いカーブを描く1,500R。採用パネルには、MSI製ゲーミング液晶ディスプレイでは定番になりつつあるRAPID VAパネルを搭載。従来VAパネルの弱点とされていた駆動速度を4倍に高めたもので、それによりeスポーツプロ選手たちの多くが愛用する液晶ディスプレイと同等の応答速度0.5ms(GTG、最小値)を実現した。
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そのほか映像の明るいシーンと暗いシーンどちらの階調も犠牲にすることなくリアルな表現が可能な「DisplayHDR 400」に準拠。対応のグラフィックスカードと組み合わせて使用することによりゲームプレイのストレスとなるカクつきやティアリング現象を抑え、なめらかな表示が可能な「FreeSync Premium」、画面のチラつきを抑え長時間の使用でも疲労を軽減する「アンチフリッカー機能」、露出を抑えながら暗部を持ち上げ視認性を高める「ナイトビジョン」、表示しているシーンに合わせて自動的に明るさ・コントラスト・彩度を調整する「AI Vision」、ブルーライトを低減する「ブルーライトカット機能」を備える。
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輝度は350cd/㎡で、最大表示色約10億7,300万色、一般的なデジタルデバイスで採用されるsRGBは99%、より広色域なAdobeRGBは93%、デジタルシネマ向けのDCI-P3は97%の色域をサポートしており、ゲーマーだけでなくクリエイターのニーズにも応えるスペックとなっている。なお、インターフェイスはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×1、USB Type-C(DP Alt mode)×1、ヘッドホン出力×1を備えているため、 PCのほかコンシューマゲーム機を2台同時に接続して利用可能だ。
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