|「CrystalDiskMark3.0.1c」によるベンチマーク
続いて「CrystalDiskMark3.0.1c」を使ってテストサイズやデータ圧縮率による違いを詳細にチェックしていこう。今回はテストデータに、デフォルト (ランダム)、「All 0x00 (0Fill)」、「All 0xFF (1Fill)」の3パターンを使い、テスト回数はデフォルトの5回を選択。テストサイズは50MB/100MB/500MB/1000MB/2000MB/4000MBの6パターンで測定を行なっている。
CrystalDiskMark 3.0.1cベンチマーク(デフォルト)
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【50MB】 |
【100MB】 |
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【500MB】 |
【1000MB】 |
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【2000MB】 |
【4000MB】 |
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CrystalDiskMark 3.0.1cベンチマーク(All 0x00【0Fill】)
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【50MB】 |
【100MB】 |
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【500MB】 |
【1000MB】 |
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【2000MB】 |
【4000MB】 |
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CrystalDiskMark 3.0.1cベンチマーク(All 0xFF【1Fill】)
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【50MB】 |
【100MB】 |
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【500MB】 |
【1000MB】 |
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【2000MB】 |
【4000MB】 |
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データサイズ50MB時の4Kスコア(IOPS) |
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データサイズ50MB時の4K QD32スコア(IOPS) |
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シーケンシャル読込は「ランダム」でも500MB/sec前後で圧縮率の影響をほとんど受けていない。一方、書込は最高で150MB/sec前後と「AS SSD Benchmark」と同じく大きく落ち込んでいる。ただし圧縮率の高い「0x00」や「0xFF」では、480MB/sec前後まで転送速度が上昇し、公称値に近い性能を発揮した。
またランダムアクセスは、4Kは圧縮率に関係なく読込35MB/sec、書込80MB/sec。NCQ(Native Command Queuing)が効く4K QD32では読込最大180MB/sec、書込最大330MB/secを計測。IOPS換算で読込53,000 IOPS、書込81,000 IOPSとなり、公称IOPSはかなり控えめに設定されていることがわかる。 |