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2008年12月18日
■ELSA、リモートグラフィックスソリューション「ELSA VIXEL V200」1月上旬発売 |
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ELSA正規代理店、株式会社アスク(東京都千代田区)は、発売が遅延していたリモートグラフィックスソリューション、「ELSA VIXEL V200」を2009年1月上旬発売開始する。
市場想定売価は、ホストカードにクライアントをセットにした「ELSA VIXEL V200」が税込104,790円前後、ホストカード単体「ELSA VIXEL H200」が税込59,800円前後、クライアント単体「ELSA VIXEL D200」が税込59,800円前後と、発表当時よりプライスダウンにての発売となるという。
「ELSA VIXEL V200」は、今まで一般的なシンクライアントやKVMが不得意としてきた3DワークステーショングラフィックスのIP転送を行うことができるリモートグラフィックス製品で、コアテクノロジーにカナダTeradici社のPC-over-IPテクノロジーを採用している。
PC-over-IPは、ネットーワーク経由で、3Dワークステーショングラフィックスデータの圧縮転送、伸張するためのテクノロジーで、これを使用することにより、リモートPCの画面転送、USBデバイスのリダイレクト、オーディオの転送を行うことが可能となる。
またホストとポータル(クライアント)の2種類のチップ構成により構成され、圧縮、伸張をハードウェアで行っているため、高速な画面表示ができるうえに、システムに負荷をかけることがない。
■ホストカード「ELSA VIXEL H200」 (単体での使用は不可)
ホストカード部搭載のTera1200 HOSTプロセッサは、PCのグラフィックス出力を入力し、圧縮、暗号化、転送を行う。入力データは1920x1200の2系統までとなり、HDオーディオブリッジコントローラ、USBブリッジコントローラを備えており、ポータル(クライアント)から送られてきたデータをホストPCへ渡す。
インターフェイスはPCI-Express x1となり、サウンドおよび、USBデバイスの入出力はPCI-Eバス経由で行われ、別途、ホストPCのUSBコネクタやサウンド入出力コネクタに接続する必要はない。
■クライアント「ELSA VIXEL D200」(単体での使用は不可)
クライアント部搭載のTera1100 Portalプロセッサは、ホストプロセッサから送られてきた画面データを伸張、復号し接続されているモニタに表示する。また最大解像度は1920×1200の2画面まで表示が可能(複数枚組み合わせる事で4画面以上の表示も可能)。また、USBハブとして動作し、ネットワーク経由でホストPCに接続することができ、10/100/1000Mbpsのネットワークに対応している。
■「ELSA VIXEL V200」必要動作環境
グラフィックスボード |
DVIコネクタを備えたグラフィックスボード
(デュアルディスプレイを使用する場合は、DVIコネクタ2基備えたグラフィックスボードが必要) |
バス |
空きPCI-Expressスロット1つ(x1、x8、x16バスのいずれか1つ) |
モニタ |
1280×1024以上の解像度のモニタ(デュアルディスプレイで使用する場合は2台必要) |
スイッチングHUB |
10/100/1000Mbpsのいずれかに対応したもの |
その他の必要動作環境 |
・USBマウスおよびUSBキーボード
・PCスピーカー(オプション)
・VoIP用ヘッドセット(オプション)
・USBデバイス(プリンタ、アプリケーションのドングルなど必要なもの) |
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(TEXT:G&D matrix 松枝 清顕)
・製品情報「ELSA VIXEL V200」(エルザジャパン)
http://www.elsa-jp.co.jp/products/remotegraphics/vixel_v200/index.html
・製品情報「ELSA VIXEL H200」(エルザジャパン)
http://www.elsa-jp.co.jp/products/remotegraphics/vixel_h200/index.html
・製品情報「ELSA VIXEL D200」(エルザジャパン)
http://www.elsa-jp.co.jp/products/remotegraphics/vixel_d200/index.html
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ホストカード「ELSA VIXEL H200」 |
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クライアント「ELSA VIXEL D200」 |
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