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2009年2月4日
エルピーダ、公的資金の申請検討か |
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エルピーダメモリ株式会社（東京都中央区）に関し、公的資金申請検討の情報が流れている。
半導体メモリであるDRAMで世界第3位のエルピーダメモリ株式会社は、世界的景気後退による需要の急激な低下により、業績の悪化が囁かれていた。
エルピーダメモリ株式会社は、
資本増強のひとつとして新たに公的資本を検討しているとの事で、同社首脳が、日本政策投資銀行などを相手に今春にも優先株を発行する予定との報道もなされているが、2月4日付けでエルピーダメモリ株式会社側は代表取締役名にて同社正式発表の見解ではない旨をサイト上で告知している。
ただし、公的資金の申請を検討している事実を否定するものではなく、あくまで現時点“正式な発表ではない”との立場を取っており、また2月3日付で閣議決定された産業活力再生特別措置法（産業再生法）改正案が成立した場合、資本増強の選択肢のひとつとして検討したいとのコメントがなされている。
エルピーダメモリ株式会社に関しては、2009年1月21日付けで台湾・プロモス・テクノロジーズ（DRAM第8位）とパワーチップセミコンダクター（同7位）、レックスチップ・エレクトロニクスの3社との経営統合に関する交渉が進められている事が明らかになっていた。
また本日の報道により、エルピーダメモリ株式会社の株は買い材料となり、一時前日比55円（9.0%）となる665円まで上昇したが、一部では台湾企業との提携が不透明なため、短絡的上昇との見方が出ている。 |
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■独Qimonda、半導体メモリDRAMで世界第5位の経営破綻(2009/1/25)
