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2009年2月26日
ソニー、Seagate製ハードディスク搭載モデル、ファームウェアアップデートプログラムの提供を開始 |
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ソニー株式会社(東京都港区)は、2月10日付けで発表した「シーゲイト社製ハードディスクに関する情報と対応についてのお知らせ」
(http://vcl.vaio.sony.co.jp/iforu/hotnews/2009/02/002/index.html)に関連し、2月26日木曜日付けリリースにて同ファームウェアアップデートプログラムの提供を開始した。
当サイトでもすでにお伝えしている通り、Seagate製HDDの一部モデルで発覚した不具合により、SONY VAIOの一部でHDDが見えなくなる障害が出る可能性があり、今回の対応となった。
自作パーツ市場に流通する正規販売店経由品は不具合ロットに該当しないことが確認され、販売自粛が再開された事は記憶に新しいが、メーカー製PCの一部で該当ロットが搭載されている事が判明している。
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VGC-LV70DB |
ソニーの発表によると、該当モデルは2008年5月以降に発売されたデスクトップPC「VGC-LV70DB」や、VAIOオーナーメードモデル「VGC-LM92S」など14モデル、また2009年1月発売のデスクトップPC「VGC-LV71JGB」やVAIOオーナーメードモデル「VGC-JS91S」など12モデル。さらにブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X95/BDZ-L95」の一部にもおよんでいる。
なおファームウェアアップデート方法は、製品番号とシリアル番号を確認の後、サイトからCD-ROM送付サービスを受ける必要があり、自身での作業となる。また一部製品については引き取りによるアップデート作業が必要であるとし、すでに提供されているSeagateが用意するファームウェアアップデート方法はソニーでの動作保証が無いため、VAIO専用ファームウェアアップデートプログラムを使用するように促している。
また同社FAQで、当然の事ながら不具合症状発覚後のアップデートに関してはアクセスができない不具合を解消できないとし、早急なアップデートを勧告するのみで、万が一の“手遅れ”に関してのアナウンスはなされていない。 |
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