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2009年3月9日
Antec、「TwelveHundred」や次期発売モデルに対応する専用電源「CP-850」来週発売開始予定 |
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Antec正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(東京都千代田区)は、現行モデル「Twelve-Hundred」等に対応するゲーミングシリーズおよびPerformance Oneシリーズ専用独自規格電源「CP-850」を3月20日金曜日より発売を開始する。市場想定売価は税込17,800円前後。
3月9日16:00時点では、リンクスインターナショナルのサイトに詳細情報は掲載されていないが、Antec Globalサイトによると、80PLUS認証、NVIDIA SLI認証を取得したATX12V Ver2.3/EPS 2.91準拠の850W電源で、“内部吸気部ではなく、内部吸気部に120mmファン”が搭載されているのが最大の特徴となっている。
通常のATX電源規格は、奥行きこそ各モデルに依存するものの、幅150mm x 高さ86mmだが、「CP-850」は、幅175.3mm x 高さ119.4mmと大型化されたことで大口径ストレートレイアウトでの120mm PWMファン搭載が可能となり、Dual PCBを採用された筐体内部を効率よく冷却するとしている。なおファン回転数は390rpm〜2600rpm。
ケーブルは、アドバンスハイブリットケーブルマネジメントを採用し、PCの稼働に必須なケーブルは予め直付けとなり、4pinモレックスコネクタ、SATAコネクタ、PCI-Express 6ピン等がモジュラータイプの着脱式となっている。
その他システム保護回路OVP(過電圧保護)/SCP(回路短絡保護)/OCP(過電流保護)や、ActivePFC回路が搭載され、平均故障間隔は100,000時間、メーカー製品5年保証となっている。
ATX規格の外形寸法に囚われない事で、電源そのものの価格を抑える事が出来るとされ、非常に新鮮な発想と思いながら、当然搭載ケースも専用にする必要がある。今回はAntecのようなケースおよび電源を展開するメーカーならではと言え、相当数の販売数(製造数)が見込めなければこの価格も実現できなかったであろう。ある意味Antecの自信をうかがわせる製品であるとも言える。
現時点、この独自規格サイズの電源が搭載できるケースは「Twelve-Hundred」のみとなるが、Antecの製品情報では、「P183」「P193」にも対応するとされており、この両モデルは今春発売予定となっている。
Output
Voltage |
Load
MIN |
Range
MAX |
Reg. |
+5V |
0.5A |
30.0A |
±5% |
+12V1 |
0.2A |
22.0A |
±5% |
+12V2 |
0.4A |
22.0A |
±5% |
+12V3 |
0A |
25.0A |
±5% |
+12V4 |
0A |
25.0A |
±5% |
-12V |
0A |
0.6A |
±10% |
+5V5B |
0A |
3.0A |
±5% |
+3.3V |
0.3A |
24.0A |
±5% |
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(TEXT:G&D matrix 松枝 清顕)
製品情報(Antec)
http://www.antec.com/Believe_it/product.php?id=MTgwNQ==
株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/
■Antec、サーバー、ワークステーション市場のニーズに対応したプロユースモデル「TITAN650」発売(2009/2/2)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200902/09020203.html
■Antec、Newゲーミングケース「Nine Hundred Two」12月27日発売(2008/12/16)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200812/2008121604.html
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Antec、「TwelveHundred」や次期発売モデルに対応する専用電源「CP-850」来週発売開始予定 |
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PWM可変ファン搭載の120mm吸気ファン |
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背面ハニカム構造通気孔 |
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