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リアファン以外はすべて200mm以上口径の冷却重視ミドルタワーケース、ThermalTake「Element T」
2009年5月20日 |
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ThermalTake(台湾)は、Globalサイトにて冷却機構を強化したスチール製ミドルタワーケース「Element T」を発表した。現時点国内発売日および価格は未定。
■リア排気ファン以外は200mm口径以上で構成されたミドルタワー
一般流通品の汎用ファンとして入手できる最大口径140mm
の常識が崩れようとしている。
システムの安定稼働の条件として、自作ユーザーができる最大の対策といえば冷却の強化となるが、そんなシステム構築に最適なミドルタワーケースがThermaTakeから発売される。
今回発表された「Element T」は、H480x W210x D525mm、重量6.95kgのスチール製モデル。同社最大のライバルメーカーであるCoolerMaster「CM690」とほぼ同サイズ(H482x W213x D524.5mm)のミドルタワーで、冷却レイアウトはフロント吸気最大200x 200x 20mm x1基(または140x 140x 25mm x2基/120x 120x 25mm x2基)、リア排気120x 120x 25mm Turbo fan(1400rpm/17dBA)、トップ排気200x 200x 20mm x1基Silent fan(800rpm/14dBA)、側面吸気230x 230x 20mm x1基または120x 120x 25mm x1基となる。
なおGlobalサイトの表記では、リア120mm角、トップ200mm角以外はオプションの表記がなされているが、汎用ファンとして入手ができる範疇から外れた大口径特殊ファンなだけに、専用オプション品としての用意、または国内発売ではデフォルト搭載になる等の配慮に期待が高まるところだ。
フロントメッシュデザインのオープンベイは5.25インチx3、3.5インチx1、シャドウベイ3.5インチx6に加えSSD搭載を想定して2.5インチシャドウベイも1段用意されている。ちなみにドライブの装着は一般的なネジ留めとなり、ありがちなツールフリー機構を備えず、コストダウンが図られている。拡張スロットは7段。
またイッチ類共にフロントトップ部にレイアウトされたI/OポートにはUSB2.0 x2、HD Audio x1となる他、Lanpartyイベントでキーボードやマウス等の盗難防止用「Security lock」が背面に装備されている。なお電源はオプション。 |
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TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
製品情報(ThermalTake)
http://www.thermaltake.com/product_info.aspx?PARENT_CID=C_00001437
&id=C_00001438&name=Element+T&ov=n&ovid=&parent_cp=
■静音500W電源搭載のスチール製ミドルタワーケース、サイズ「GUNTER-BK」(2009/5/15)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090515_08.html
■LIAN LI、真っ赤な内部塗装のミドルタワーケース「ARMORSUIT PC-P50R」発表(2009/5/6)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090506_01.html
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リアファン以外はすべて200mm以上口径の冷却重視ミドルタワーケース、ThermalTake「Element T」 |
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