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CORSAIR、3.5インチSATAホットスワップカートリッジを搭載する「Obsidian Series 800D」発表
2009年6月2日 |
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CORSAIR(アメリカ・カリフォルニア州)は、2009年6月2日から開催されているCOMPUTEX TAIPEI 2009(台湾・台北)において、3.5インチSATAホットスワップカートリッジを搭載するケース「Obsidian Series 800D」(以下 800D)を発表した。同モデルはCORSAIRグローバルサイト上にて掲載が開始されている。現時点国内正式発売日および価格は未定だが、アメリカでは2009年7月には出荷が開始され。価格は300ドル程度とされている。
■内外装共にブラックで仕上げられたコンシューマ向けサーバーケース
外形寸法が609x 609x 229mmの大型サーバーケースのカテゴリとなる「800D」(モデルナンバーはCC800DW)は、シャーシ部分はスチール素材ながら、フロントパネルにアルミニウム素材を使用し、外装だけでなく内装部もブラックに塗装がなされ、コンシューマ向けに意識された“今風の”ケースデザインが採用されている。
背の高い「800D」は、5.25インチオープンベイx5段が装備され、さらにCORSAIRロゴマーク上部の開閉ドアの中には3.5インチSATAハードディスク用カートリッジが4段が隠されており、サイドパネルを外すことなくハードディスクを入れ替えての使用ができる。
コンシューマ向けモデルでホットスワップカートリッジを採用したケースに、以前国内発売されたCoolerMaster「ITower 930」を想起させるが、ハードディスク搭載部には側面からエアフローを送り込む140mmファンが搭載され、ハードディスク格納部で完結された冷却が可能となっている。さらにカートリッジ以外にも3.5インチシャドウベイが2段用意されている。
電源搭載部は電源ユニットエリアとして独立し、温度上昇を抑える工夫がなされ、さらに独立したマザーボードが搭載されるエリアの排熱は背面140mmファンにて賄われ、トップには水冷用ラジエーター搭載エリアが用意されており、オプションで120mmファンを最大3基まで搭載する事ができるとしている。
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CPUクーラーメンテナンス用扉付き |
側面画像 |
背面には水冷ホース用孔が用意されている |
またケーブル配線の簡略化に貢献するマザーボードトレイ部数カ所に設置された穴を使い、トレイ背面にケーブルをレイアウトさせる事で、内部の良好なエアフロー確保が可能。CPU搭載部には開閉パネルが装備され、マザーボードを装着したままCPUクーラーの交換ができる。
対応マザーボードサイズは、E-ATX、ATX、MicroATXで、フロントI/OポートはUSB2.0x4、IEEE1394x1、Headphone x1、Mic x1。拡張スロットは7本となる。 |
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TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
製品情報(CORSAIR Global)
http://www.corsair.com/products/800d/default.aspx
■静音性、制振性、そして拡張性を高次元で兼ね備えたMicroATXケース、アビー「smart 330T」発売(2009/5/28)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090528_01.html
■リアファン以外はすべて200mm以上口径の冷却重視ミドルタワーケース、ThermalTake「Element T」(2009/5/20)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090520_01.html
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CORSAIR「Obsidian Series 800D」 |
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3.5インチSATAホットスワップカートリッジを搭載し、側面ファンでハードディスクを直接冷却ができる |
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